「SEVEN DAYS DIAMOND」4試合目からは東女興行。
ヤンドラ杯決勝トーナメント一回戦がいよいよ始まりますが
今回はそのうちの2試合が行われます。
まずは第1試合、兎角はねる VS 風祭はやての試合を。
去年に続いての決勝トーナメント進出となった風祭ですが
その前回は、一回戦で同期の飯田に敗退。
なので
まずは一回戦突破が目標。
それをクリアしたら、次は飯田へのリベンジを・・・
という考えの風祭ですが、それをこなすということは
優勝決定戦で飯田を降す、ということ。
簡単ではないことは百も承知。
しかし、出る以上は最終目標が「優勝」なのは当然のこと。
「知世子さんへのリベンジを果たせば
そのまま最終目標もクリア出来る」
といたって前向きの風祭。
しかし、そのためには今日ここで負けるわけにはいきません。
なのでまずは、目の前のうさぎを狩って第一の目標を果たさんとします。
そんな風祭と目標が同じだという兎角。
というのも
兎角も昨年は、決勝トーナメント一回戦で
準優勝者となった小天狗と当たって敗退。
「今年こそは!」と思っているわけです。
ただ・・・
今回、参加権利のある選手の人数の問題から
前回優勝者の飯田だけでなく、兎角にもシード権が与えられることに。
なので、兎角にとっては今日からがヤンドラ杯なわけで
シード権を与えられた選手らしく
しっかりと勝っておきたいという気持ちが強いよう。
そして、第二の目標についても
風祭と若干理由は異なりますが
「飯田と優勝決定戦をやりたい」
という意味ではこれまた同じ。
当然、準決勝への切符を譲る気など毛頭ありません。
狩人が逆に狩られる事だってあると教えてやると
ここで兎角は返り討ち宣言を。
コメンテーターは、同じくヤンドラ杯で勝ち残っているメンバーでありながら
今興行では出番のない神楽坂・・・ですが
2人のやりとりに一言物申したいそうで。
確かに、風祭も兎角も
飯田が優勝決定戦に進んでくる前提で話を進めてましたからね。
同じブロックにいる神楽坂としては面白いはずがありません。
とはいえ、その鬱憤は試合で晴らしてもらうとして
ここでは試合の展開予想などをしてもらうということで
神楽坂予想では兎角若干有利とのこと。
風祭はやて 3-2 | ||
○ 風祭はやて VS 熊井さと[ワンマッチ] | ||
× 飯田知世子 VS 風祭はやて | 後日談 | |
○ 風祭はやて VS 神楽坂美樹 | 後日談 | |
× 風祭はやて VS 稲荷ひめり[ワンマッチ] | ||
○ 風祭はやて VS 稲荷ひめり |
兎角はねる 3-1 | ||
× 兎角はねる VS 小天狗舞々 | 後日談 | |
○ 兎角はねる VS 太堂ゆに | 後日談 | |
○ 兎角はねる VS アリス・リドル | 後日談 | |
○ 望宮疾華 VS 兎角はねる[ワンマッチ] | 後日談 |
ちなみに、両者のシングル戦績はこのような感じで
ほぼ五分といっていいかと思いますが
それでも兎角有利と予想した理由は
一撃の技の重さ。
「私の脚力はダテじゃない」
と兎角本人も言っていたように、その脚力から放たれる蹴りは相当な威力。
もちろん、風祭もスピードには定評があるので
その動きで翻弄すれば・・・といいたいところですが
全ての蹴りを躱すのはさすがに無理だろうと。
そして、その喰らった数発のダメージで
スピードが鈍れば、あとは格好の的・・・
という展開になると神楽坂は予想。
そして実際に試合はどうなったかというと
風祭のスピードを落とすまでもなく、最初から兎角が押していきます。
むしろ前半はほぼ兎角が一方的に攻める展開。
しかし、風祭も自分のペースを取り戻したのか徐々に反撃。
試合の2/3を過ぎる頃にはほぼ互角の状態から
ついに風祭優勢に。
とはいっても、PFではニコとハンゲだけが優勢の状態なので
トータルをひっくり返されたら再度逆転の可能性も。
そして終盤、それを実際にやってのける兎角。
させるものかとまたまたひっくり返す風祭。
どちらが勝ってもおかしくはないこの戦い。
そんな大接戦を制したのは・・・
199,511pt差で風祭!
前半の7-0や6-1だった時点では
よもやここまで熱い戦いになろうとは思ってもみませんでした。
ともあれ、風祭がまずは準決勝へ進出!
この先も熱い戦いに期待したいですね。