「RISING QUALIA」セミファイナルはKOM選手権試合。
プロミネンス加藤は初防衛を試み、
アントラー山口はベルトを再度凶獣の元へ!と挑みかかります。
まずは、井上さんの引退試合の相手を務めてくれた事
死に水を取ってくれた事に礼を言う山口。
井上さんが綺麗に身を引く事が出来たのはお前のおかげだと。
そんな感謝の気持ちとは真逆の
「悔しい」という気持ちもある事を正直に吐露します。
KOMのベルトは井上さんの形見ともいえるもの。
それを、凶獣ではない加藤が持っているということに
井上さんから託されたということに我慢がならないと。
本来であれば、ベテランがそんな理由で後輩に突っかかるのは
どうかと思うわけですが、そこに世代闘争の話。
山口にとってはまさに渡りに船となったわけです。
そんな自分のことを「まだガキ」だという山口。
しかし今回は、ガキらしくわがままに
自分の感情を優先して井上さんの形見である
KOMのベルトを奪わんと加藤に挑みます。
そんな山口に対し、わがままでいいじゃないかと。
自分だってわがままだから。
だから、わがままとわがままでぶつかればいい。
それがプロレスラーってもんじゃないですか。
そう、加藤は返します。
ようは、御託はどうでも良いからかかってこいやー!
ってことですね。
最後にかんだりしなければ最高だったんですが・・・(^^;;
そんな両者の戦績ですが
アントラー山口 0-3 | ||
× 一ノ瀬栞 VS アントラー山口 | 後日談 | |
× 滝沢&加藤&こがね VS 山口&細野&園原 | ||
× ソニックキャットVSアントラー山口 |
プロミネンス加藤 3-3 | ||
○ ブラッディ井上VSプロミネンス加藤(KOM) | ||
× 夢原&こがね組 VS 加藤&大木組 | 後日談 | |
× 豪徳寺伊吹 VS プロミネンス加藤 | 後日談 | |
○ マジョラム吉井 VS プロミネンス加藤 | 後日談 | |
○ 滝沢&加藤&こがね VS 山口&細野&園原 | ||
× プロミネンス加藤&滝沢泉VS南城蛍&スパイダー菊池 |
7連戦では、山口は力振るわず未だ勝利無し。
加藤はタッグでは振るわないものの、
シングルでは・・・というか、どれもKOM絡みなんですが2勝1敗。
6人タッグで両者が激突した際も加藤側が勝利しているだけに
数字上では加藤断然有利にみえますが
そんな数字では計れない部分をマジョラムさんがコメントしてくれます。
7連戦の数字では加藤有利と書きましたけど、
ストーリー中のデータという意味では山口やや有利とのこと。
ただ、この試合に関してはそういう視点で語るべきではないと。
「一つの要素」という話が出た時点で
あ、筋肉が上の方ってことねと思ったわけなんですが
「より筋肉に愛された方が勝つ」
と予想の斜め上を行かれました(^^ゞ
アナウンサーが「分かったような分からないような」
と戸惑う気持ちはよくわかりますw
っていうか、絶対それが言いたかっただけですよねマジョラムさん!w
そして試合は、序盤山口がペースを握ります。
ニコを加藤が押さえるものの、それ以外は山口優勢といった感じ。
しかし、折り返した頃にはヤバゲで加藤が逆転し2-2に。
ヤバゲ以外はほぼ動きがないだけに、
勝負の行方はヤバゲに委ねられた形になります。
その後、山口が再度追い抜いて3-1で再リードするものの
終盤また加藤がひっくり返して2-2になり、総pt数での判定に。
その結果は・・・
プロミネンス加藤 | アントラー山口 | |||
ヤバゲ | 〇 | 126,675,064 | 124,887,374 | × |
mixi | × | 49,514,387 | 56,344,453 | 〇 |
ニコ | 〇 | 61,075,745 | 53,077,146 | × |
ハンゲ | × | 23,628,164 | 27,531,693 | 〇 |
TOTAL | 260,893,360 | 261,840,666 |
約94万差でアントラー山口初戴冠!
終盤の加藤の追い上げには驚かされたものの、
全体を通して見れば、やはり山口が場を支配していた・・・
といった感じなんでしょうか。
「山口はKOMに相応しくないから勝たせたくない」
そんな意見も見かけたわけですが
そういうのはやはり心の内にしまっておくべきかなと。
もしかしたら、その不用意な一言で山口側に余計な火を付けた結果が、
このわずかな差となったのかもしれませんし。
どちらの陣営を応援していたとしても、
試合が終わればノーサイド、そうありたいものです。