神域リーグ2023をふり返って

チーム「グラディウス」が加わって5チーム制になった

今年の神域リーグ。

ランク制の廃止や

セミファイナル、ファイナル戦の導入などなど

昨年とは色々と変更点もありましたが

今年も大いに盛り上がったのではないでしょうか。

優勝も、ヘラクレスかアトラス

どちらになるかギリギリまでわかりませんでしたもんね。

 

そんな、今年の神域リーグで

個人的に印象に残った出来事を

いくつかピックアップしてみました。

 

志願者限定凸待ち

 

神域リーグに志願したライバー限定の凸待ち企画。

これを見て、知名度のあまりないライバーを

少しでも知ってもらえれば・・・という企画だったと思うのですが

その後、面接官側の一人が別件で炎上して活動自粛の末

卒業というまさかの展開に。

VTuberと麻雀プロの架け橋を

担っていた方だったのは間違いないだけに

非常に残念な出来事でした。

 

Aランク選手選ばれず

 

今年のドラフトから採用されたルールとして

「チーム内で前回と同じ選手は1人しか取れない」

というものがありました。

なので、昨年優勝したアトラスが

「そのままのメンバーでやりたい」

と思ったとしても、それは叶わないので

結果的にMVPだった歌衣メイカのみを残した

なんてこともあったわけですが

そうはいっても昨年のAランクであった

千羽黒乃、鴨神にゅう両名が

どこのチームからも選ばれないなんて予想外の展開は

視聴者どころか神域リーガーすらも驚かせました。

ただ今年は、風見くく、或世イヌ、緑仙といった

麻雀経験の浅い選手が多く選ばれていたことから

今年のテーマに両名はそぐわなかったのかもしれません。

が、麻雀系VTuberの名前を挙げろと言われたら

真っ先に挙がってくるであろうこの2人、

来年はまた神域リーグでその姿を見たいものです。

 

白雪レイド3連戦

 

昨年に続いての出場となった白雪レイドですが

昨年はAランクということで試合数も7試合と決められていました。

しかし、今年はランク制が廃止されたことにより

出場試合数も5試合「以上」と変更されたわけなんですが・・・

よもや、昨年Aランクの選手がこんな序盤から

3連投してくるとは思わないじゃないですか。

しかも211と全連帯。

さすがは強運神 霊戸様・・・。

 

「魔王」空星きらめ

 

にじさんじ麻雀杯2023にて女王に君臨した空星きらめが

神域リーグ初参戦!

ヘラクレスに入ったというのに

ゼウスの監督である鈴木たろうプロが好きだと公言し

その時は、松本吉弘監督も彼女の扱いに困ったのではと思いますが

試合の方ではその実力をいかんなく発揮。

大三元を決めるわ、開幕から4連勝を決めるわで

敵チームからは「魔王」と恐れられ

味方からは「大明神」と崇められるほどに。

ヘラクレス優勝の立役者だったのは間違いありません。

 

 

鈴木たろうの「山越し」

 

この時点で最下位だったグラディウスから出たロン牌をスルーし

アキレスから直撃12000点をもぎ取った

たろう君の山越しに一同騒然。

理解は出来るけど、目の前の満貫を一旦見送るとか

どんなメンタルしてんのよと。

神域リーグでは、VTuber下剋上されたりもしてる監督達ですが

Mリーガーの凄さを垣間見た気がしました。

 

「スター」ルイス・キャミー

 

第10節終了時、ついに最下位に脱落したゼウス。

セミファイナルで生き残るためには

4位のグラディウスを引きずり落とすしかありません。

そんな中、初戦の天宮こころは2位で望みを繋いだものの

2戦目の桜凜月は痛恨の最下位。

しかもグラディウスの天開司がトップを取ってしまったために

ここからの逆転は絶望的。

しかし、そんなことは知りもしないルイス・キャミーが

セミファイナルでは各試合の結果を選手に伝えないルール)

3戦目に大暴れ、グラディウスの朝陽にいなから

直取りの三倍満!!!

これで73100点もあった差が一気に縮まります。

その後も、グラディウスからの放銃が続き

南四局では、あわや逆転というところまで迫ります。

まあ、結局逆転には至らなかったのですが

2戦目終了時点で、ほとんどの人が

「ゼウス終わったな」

と諦めた展開を、最後の最後まで可能性を見せてくれて

しかも、悔しくないはずはないのに

「麻雀ってめっちゃ楽しい!」

とまで言ってみせるルイスは、まさに「スター」でした。

 

そんなルイスが、Youtubeのコミュニティ

コメントを残していますので、是非ともここまで見て欲しい。

やっぱ、ルイスすげえよ・・・。

 

 

といった感じになりますが

あとは来年のドラフトも今から気になるところですね。

特にヘラクレスは、普通であれば残留枠は

因幡はねる1択なんですが

今年は空星きらめが予想以上の大活躍。

三冠王となった彼女を残さないというのは

ちょっと考えられないですもんね。

松本監督の選択や如何に・・・?

 

逆に心配な点としては、まずアトラスの監督問題。

どのチームも、Mリーガーが監督を務めているのですが

アトラスの村上淳監督は赤坂ドリブンズとの契約が今年で満了に。

Mリーガーであることが監督の条件であるのなら

アトラスの監督も今年限りということに。

それでも、アトラスが2連覇すればそんな条件関係ないだろと

ファイナルでもずんたんに勝利を捧げようと頑張っていたのですが・・・。

来年のアトラス監督は一体どうなるんでしょう?

 

また、過去に問題を起こした方が

麻雀系VTuberとして転生してきているので

本人の意思に関係なく、その名前が話題にあがってきそうなことも

心配事の一つでしょうか。

神域リーグはスポンサーもついている大きな大会ですので

リスクを背負ってまでそういう人を使うことはないとは思うのですが・・・。

有力選手なら他にもたくさんいますしね。

っていうか、まずは千羽師匠とにゅうにゅうの復帰を!