【にじさんじ甲子園2023】監督采配で沸いた試合

今年は2校増えて10チームで行われたにじさんじ甲子園。

監督だけでなく、選手として参加していた各ライバーも

ツイッター(X)で一喜一憂。

昨年以上の盛り上がりを見せていました。

(っていうか、サイレン甲子園にまで協賛付くとかわけわからんよw)

 

結果については、椎名監督率いるにじさんじ高校が

全勝で2度目の優勝を果たしたわけですが

それとは別に、監督の采配で沸いた試合をピックアップしてみました。

 

Bリーグ第七試合 まめねこ工科高校 VS 帝国立コーヴァス高校

 

本戦では、監督が出来る事といえば

選手交代と守備位置交代くらいのものだったのですが

昨年、レオス監督はスイッチヒッターを並べて

相手投手によって打席を変えるという作戦をとってきたために

「打席変更もOK」というルールが加わったなんて事がありました。

そんなレオス監督、今年も意外な作戦をとってきます。

それが・・・申告敬遠。

 

田淵の転生である天ヶ瀬は

1年とはいえ金特「アーチスト」を持っている厄介な打者。

そんな打者を封じるために選んだ申告敬遠ですが

実は、昨年のエキシビジョン、フレッシュオールスターにて

既に実践済みの作戦でした。

ただまあ、昨年はあくまでもエキシビジョンですからね。

よもや、本戦でやってくるとは思いもしませんでした。

しかも2打席連続。

 

連続敬遠と聞くと、ドカベン山田太郎

または松井秀喜星稜高校時代を思い浮かべる方が多いかも知れません。

どちらも5打席連続敬遠という信じがたい出来事だったのですが

山田に至っては、満塁でも敬遠でしたからね。

マンガとはいえ、そこまで徹底するのかと驚いたものです。

 

後の雑談配信にて、満塁以外では敬遠するつもりだったことを

レオス監督が語っていましたが

2打席連続で敬遠されたことで、イブラヒム監督も動きます。

なんと、天ヶ瀬を下げて代走に甲斐田を出してきました。

 

この甲斐田、そもそも天ヶ瀬が入学するまではレギュラーだったため

十分戦力として数えられる選手であり

この後ずっと天ヶ瀬が勝負を避けられるくらいならと代えてきたわけですが

走力は天ヶ瀬よりずっと上でかつ

かく乱持ちということもあってこの代走が大成功。

見事、1点をもぎ取ったのでした。

 

そんな両監督の采配について、舞元が解説してくれているので

そっちを見た方が手っ取り早いかも。

 

 

Bリーグ第八試合 にじさんじ高校 VS 虚空学院

 

虚空学院の投手陣は正直貧弱で

エースの天宮が降板した途端に度々均衡が崩れていたため

「5回までの契約」なんて剣持監督自らが口にしていたほど。

 

しかし今回、その契約を破り6回になっても天宮を続投します。

今の状態の天宮でも、他の投手よりは上というのと

天宮の「勝ち運」がある状態でなければ

大谷の転生である葛葉からは点が取れないという判断からの決断でした。

 

スタミナも完全に切れ、肩で息をする天宮。

それでもにじさんじ打線に立ち向かっていく姿を見て

虚空ナインも天宮の頑張りに応え

6回裏にはノーアウト満塁

ターニングポイントという絶好の機会を作ります。

大きく沸いた場面でしたが、葛葉からは1点取るのが精一杯で

結局、3-2とあと一歩及ばなかったのでした。

 

にじさんじ高校戦以外でも

いつも限界近くまで投げていた天宮の頑張りは

こうして数々のファンアートを産み、

更には

天宮本人からも絶賛されました。

 

せめてあと1人、エース級の投手がいたら、

せめてキャッチャーBでもいたら

結果はもっと違っていたのかもしれませんが

その場合、あまみゃのこの盛り上がりはたぶんなかったでしょうからね。