水鏡先生やオデッセウスの不可解な行動の理由が
ついに明かされる14巻です。
アテナ抹殺を口にしながらも
12巻では、アテナを葬ろうとするアベルの申し出を一蹴。
他にも、自分につくか、アテナを守るかを問い、
アテナ側についた黄金聖闘士を傷つけようとしなかったり
とにかく行動に違和感しかなかったオデッセウス。
そんな彼の真の目的は
「未来の」アテナを抹殺すること
でした。
星矢を救うために過去へとやってきたアテナ。
しかし、そのせいでこの時代のアテナ(=サーシャ)が目覚めず
このままではハーデス軍に敗れるどころか
全宇宙が崩壊しかねないのだとか。
そんな状況を打開するために
「未来の」アテナを抹殺する決意を固める
他の黄金聖闘士がアテナを葬るとか守るとか言っていたのは
あくまでも「現在の」アテナなのだから
なるほどオデッセウスの行動が不可解に見えてしまっていたわけです。
しかしそうなると、教皇から神殺しの剣を託された
一輝はどうするんでしょうね。
一輝からすれば、自分の時代のアテナなわけですし。
かたや、「EPISODE.G レクイエム」ではアテナを育成中の一輝が
こちらでは抹殺を託されているという・・・
作品が変わればここまで違うものなのかと。