エロマンガ先生完結

12巻からずいぶんと間が空きましたが

2年9ヶ月ぶりに出た13巻で

エロマンガ先生がついに完結しました。

 

といっても、ストーリー展開という意味では

既に両思いになっていることもあり

これといった大きな問題も無く

一冊丸々エピローグというか、余韻を味わう感じの内容でした。

 

三行でまとめると

・自作品のアニメを紗霧と一緒に見る夢が叶う

・紗霧が学校に通えるようになる

・舞台脚本に初挑戦。皆の力を借りて大成功

といった感じ。

強いて言えば、舞台脚本の件が問題といえば問題でしたね。

あとは、梅園麟太郎先生がネカマにノリノリだったこととか。

 

まあ、エルフやムラマサに鞍替えするような展開もなかったので

スッキリした終わり方だったんじゃないでしょうか。

前作「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」では

黒猫とは別れるし、桐乃とは血縁上無理だしで

どうしてもモヤモヤ感が残ってしまいましたからね。

もっとも、それだからこそIFの展開に繋がったといえるのかもしれませんが。

PSP版があったればこそ、とはいえ)

 

あと、前作では〆の言葉が

 

俺の妹がこんなに可愛いわけがない

 

と、タイトルそのままだったのに対して

今回の〆の言葉が

 

俺の妹は、こんなに可愛い

 

と、明らかに前作を意識しているところも印象的でした。

 

以下余談なんですが、ちょうどこの最終刊が出た頃は

電撃文庫 超感謝フェア2022夏」という企画の真っ最中でした。

なにやら、色んな作品の限定SSリーフレットがもらえるんだそうで

私が購入した(普通の)書店でもやっていたんですが

女性店員から

エロマンガ先生のもありますよ?」

とか言われて正直怯みましたw

 

そんな名前のラノベなんか知らない!

とか返すべきだったんでしょうか(^^;;

紗霧の気持ちが少し理解出来た気がしました。