今回は、2017~2018年に行われた
レジスタンス内の格付けマッチについてふり返ろうと思います。
そもそものきっかけは、FWWW初代タッグ王者となった
円陣&岸田の「光学騎士」が
雪女&山崎の「カオスブリザード」に負けたこと。
かつて、ナイトメアがヴァンプ鈴森に頼り切っていたように
そして、少し前のレジスタンスがブレイブ勇子に頼り切っていたように
今もなお、リーダーに頼り切っている体質は変わっていないのではないか?
そんな話から、気がつけばレジスタンス分裂という
物騒な話題が展開され始めます。
しかし、そこに待ったをかけたのが玉子。
「仲間は仲間のまま、喧嘩をしよう」と
レジスタンス内の格付けマッチが行われることとなります。
そして、提案した本人がやはり先陣を、ということで
行われたのが、蓮根 VS 玉子の食材対決。
一応、ネタっぽい対決を最初に持ってくることで
殺伐としたものではなく
明るく楽しい雰囲気に持って行こうとの意図があったようですが
このやりとりを見ていると
何の格付けをしようとしてるのかわからなくなりますよね(^^;;
なので、次はちゃんと正統派の試合を
と思ったわけではないのでしょうが
試合自体は接戦だったものの、笠松が勝利。
ここから格付けマッチの流れに変化が。
レジスタンス内で全員の格付けをする流れだったのが
笠松と岡部がタッグを組むことで
2人の力がどこまで通用するかを見定める、そんな方向になります。
そして行われた
ナース小田藤、サクリファイ子の「幻想診察」との勝負。
笠松も岡部もその力をいかんなく発揮して「幻想診察」を撃破。
彼女らの成長を喜ばしく思う反面
負けた方は、自身の不甲斐なさを痛感する一面も・・・。
そして、次の相手は
格付けマッチの先陣を切った蓮根と玉子が組んだ「食罪」。
試合前のコメントでは
相変わらずのふざけた調子でしたが
試合では先輩の意地を見せようとした2人。
しかし、今回も笠松と岡部が勝利してタッグ2連勝。
そしてこの辺りから
「レジスタンス四天王」構想が持ち上がります。
かつて、勇子、円陣、トパーズの「トリプルエース」体制が
長く続かなかった事を思うと四天王体制もどうなんだろう?
と思わなくはないのですが、
円陣、岸田にばかり負担を強いている現状を問題視した事が
そもそもの発端ということを考えれば
その2人の負担を少しでも軽く出来るであろうこの構想は
レジスタンスとしては大いに有りなんでしょう。
ただその場合
「奴は四天王の中では最弱」とか言われるに違いないと
分不相応な肩書きにプレッシャーを感じる岡部。
そして、そんな彼女の心配をよそに
「5人目の四天王」云々と盛り上がる?面々。
そんな中、ついに
円陣光子、岸田南美の「光学騎士」と激突。
笠松、岡部も良いところを見せはしたものの
さすがは初代FWWWタッグ王者だけあって
その壁はまだ2人にとっては高いものでした。
結果として、合格ラインには微妙だったものの
笠松、岡部がレジスタンスの四天王として認められることとなりました。
これにてめでたしめでたし・・・と言いたいところなんですが
四天王が決まったところで
他メンバーの序列もおおまかに決めてしまいたいということで
格付けマッチはもうちょっと続くことに。
そこで、次の査定対象となったのがサンシャイン王牙。
今回の格付けマッチでは、シングルにタッグに大忙しの
蓮根が試金石として彼女の実力を測ることとなったのですが
王牙が見事勝利。
次の相手として、四天王を希望します。
そこで、四天王の誰が相手をするか?というこ話になったのですが
4人全員が名乗りを上げたために
いっそ王牙に選んでもらうことに。
その結果、選んだ相手が岸田。
トップの円陣を相手に選ばなかったのは
新入りがトップに立ってもろくなことにならない
という自信家っぷりを見せますが
レジスタンスNo.2はさすがに伊達ではなく
実力の差を見せつけられる結果となりました。
レジスタンスの格付けマッチという意味では
一応これにて決着となるのですが
それから約1年半の後
冗談で言っていた「5人目の四天王」が
本当に誕生することになるのは別のおはなし・・・。