かつて、東女で大人気だった
サーカス大鉛と西城戸梨王のタッグ「ザ・ファッツ」。
今回は、そのファッツ絡みのあれこれについて振り返りたいと思います。
2014年の春頃、菊池と滝沢のタイトルマッチで盛り上がっている頃に
こっそりとFWWWに移籍することになった西城戸。
しかし、この頃には既にかつての人気もなく
FWWWが引き抜きたかったのも、実はサンモニと紅炎団が本命で
西城戸や硯見は、所詮「ついで」に声をかけた程度だったのです。
そのため、FWWWに移籍した後も鳴かず飛ばずの状態が続いたのですが
そんな西城戸の境遇とは関係なく
FWWWで大きな派閥再編が起こります。
ヴァンプと勇子の頂上決戦の後、
ヴァンプはナイトメアを抜けて魔王軍を結成。
その際、レジスタンスのトップだった勇子をも引き抜いてしまいます。
そのことが影響して、聖光院はナイトメアに移籍。
更には、レジスタンスから抜けたメンバーが
新たな派閥「健駄羅(ガンダーラ)」を結成することに。
そのため、レジスタンスのメンバーは
このままここに残るか
それともガンダーラについていくかの選択を迫られることになります。
そんな中、西城戸はレジスタンスに入ることに。
小田藤の勧誘があったからなんですが
実はこれ、西城戸を買ってのことではなく
海老で鯛を釣ろうと企んでのこと。
だったんですが・・・
西城戸を引き入れたことをメンバーにものすごく喜ばれて
本当の理由を言い出せなくなる小田藤w
更には、肝心の鯛もしっかり釣れたため
小田藤の良心が痛む以外は最良の結果に。
こうして、西城戸もレジスタンスの一員として活動することになります。
ところが、2016年の春。
「正規軍」の名を再び!
と、挑んだ抗争はナイトメアの勝利に終わり
レジスタンスは以後、二度と「正規軍」を名乗れなくなります。
この事で岸田と玉子はかなり気落ちすることに。
自分達もその抗争で勝つことが出来なかっただけに
余計ショックだったのでしょう。
そんな2人を元気づけるため、西城戸が起こした行動が
2人に生ファッツを披露するというもの。
おかげで、2人ともずいぶんと元気が出たわけですが
話はこれで終わりとは行きませんでした。
その現場にたまたま居合わせたファンが
動画を撮影してネットにアップ(当然無許可)。
これが話題となり
「ファッツ、再結成か?」と騒がれることになります。
そこで、そんな噂を否定する意味でも
一度、当人同士で試合を行おうという話に。
そして行われた、サーカス大鉛、西城戸梨王のシングルマッチ。
ファッツと言わせようとする西城戸。
それを断固として受け入れない大鉛。
そしてそれは
西城戸のセコンドどころか
大鉛のセコンドまでもがファッツ勢に加わり
しまいには、観客までをも巻き込んで
会場中がファッツ一色に染まるという
ダークマッチとしてはあり得ない盛り上がりを見せました。
それでも、最後まで大鉛が「ファッツ」を受け入れなかったからなのか
再結成の噂はそれ以降耳にすることはなくなるのでした。
そんな感じで丸く収まったこの件ですが
異常な盛り上がりをみせたダークマッチの直後に
試合を行うことになったサモエドと兎角が
ある意味一番の被害者だったのかもしれませんw