【リングドリーム】最後の道のりは長く険しく その2

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ここで、同期での仲の良さについて話題に。

2012年四期組が仲が良い事については

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これまでストーリー中でも触れられてきましたが

それをいったら伏久さん達も同じじゃないですか?

と返す千鶴なんですが・・・

 

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確かに、最近の暗黒果実を見ていれば

伏久とざくろの仲は良好といえるでしょうが

寮で同居していた頃はとてもそんな雰囲気ではなかったのだとか。

というのも、口が悪いざくろ

感情のままに話すののりの相性がとことんまで悪く

事あるごとに大げんかを繰り返し、そのたびにえり子に怒られ

次第に冷戦状態へと突入。

その間、伏久は2人を刺激しないよう

息を潜めるような生活を送っていたのだとか。

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そんな、当時の苦労を分けてやりたいと言う伏久ですが

それ以上に苦労してきたぽひに同情されると

さすがにどう返せば良いか困りますよね(^^;;

 

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ちなみに、ぽひと伏久の絡みというのは本当に珍しいわけですが

ぽひは入団から1年もしないうちにFWWWへ移籍してしまいましたからね。

それも、ナイトメアに入った直後といってもいいくらいだったのですが

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当時、あまりにも弱かったぽひは

キャラクターレスラーとしてしか生きていく道がありませんでした。

そのため、サンモニという選択肢も当時はあったようなのですが

ぽひにそちらの知識は皆無だったため

結局ナイトメア一択となったようで。

そんな、入って間もない頃だったからか

移籍に関する連絡が遅れ

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ぽひがその事を知ったのはなんと前日w

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この当時、塩味はメキシコ遠征中だったため

こういった裏方作業をコントロール出来る人がいなかったのも

混乱に拍車をかけた原因の一つといわれているようですが

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その塩味さん、メキシコから帰ってきて

初めてみんながFWWWへ移籍した事を知ったくらいですからね。

 

で、話をぽひに戻しますが

それほどバタバタとした移籍だっただけに引っ越し先も当然決まっておらず

引っ越し先が決まるまでは寮で面倒を見てくれるという話もあったのですが

これをヴァンプが「東女に借りを作るのは嫌」と強く拒絶。

結局、彼女が自宅でぽひを預かることになったのだとか。

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そして、ナイトメアのFWWW移籍の真相については

実は未だに公にされていなかったのか

その真相を知らない選手から見れば

ヴァンプこそが東女を裏切ったように見えていたんですね。

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神崎に見捨てられた事がよほどショックだったのか

やけ酒ならぬ、やけトマトジュースを飲む毎日のヴァンプ。

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 ぽひも思わず忠告を・・・忠告?w

 

ともあれ、こうしてFWWWへ戦いの場を移すことになったぽひでしたが

弱いのは相変わらずでした。

一緒に暮らしていたヴァンプも、親身になってくれたものの

「なぜ弱いのかがわからない」と頭を抱える始末。

神崎と出会ったのはそんな時でした。

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神崎を知らなかったぽひの反応がとても新鮮で

更に、その余りの弱さに逆に興味を持った神崎。

ここから、2人の師弟関係が始まったのは既に知られていることですが

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そんな神崎でも、一日で匙を投げた事が明らかに。

というのも、ぽひ自身が自分に期待していないため

何を教えても無駄なのだとか。

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芯の無い人間は弱い、

逆を言えば、芯のある人間なら強くなれる。

そこで、プロレスと関係ないことでもいいから

他人より優れているといえる自分の長所はないか?

そう問われたぽひ。

そこでぽひはこう答えました。

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生き延びたいという心だと。

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戸籍すらなかったというぽひが

極貧生活を送っていたのは知っての通り。

そのため、路地裏でも山の中でも

生き抜くために頑張ってきたこともあって

「生き意地のきたなさ」ならちょっとしたもんだと。

 

そして、実際にそれを見定めるため

2人はあちこちへ出かけました。

海に

山に

どこかの奥地に

場所も季節も問わず、様々なところへいきました。

もちろん、食料は現地調達で。

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そこで、神崎は自分でも持っていないような

「生きるための知恵」をぽひが持っていることを知ります。

これにより、神崎の世界もまた広がることになるのですが

それは別の話として

ぽひの言う「生き意地のきたなさ」を認めることに。

その上で

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リングの上でも生き延びる事を考えろ

そうぽひにアドバイスしたのだとか。

この一言が、ぽひにとっての大きな転機となり

以後は、同じ練習をしていても

プロレスの技術がしっかりと身につくようになり

ヴァンプの教えもわかるようになるのでした。

 

この手の、師弟間での練習についてとか

語られる事ってあまりなかったと思うんですが

やっぱり神崎でも一筋縄ではいかなかったのねー(^^;;