昨年末のタイトルマッチ。
菊池が進退を賭けて挑んだ勝負でしたが
結果は残念ながら返り討ち。
そこで、宣言していた通り
凶獣の党首からは退き、若い者に後を継いで欲しかったのですが
今のところその後継者は不在の状態。
最悪、凶獣がなくなるかもしれないということで
先代党首である井上に頭を下げに来たのですが
その井上からは「それの何が問題だ?」と一蹴。
菊池は、自身の強さで下を引っ張っていくタイプの党首でした。
シングルのタイトルマッチで4勝、
タッグタイトルマッチでも2勝と結果を残してきました。
しかし、後継者を育てることは出来なかったというのが
菊池にこんな行動を取らせたのです。
でもそれも、井上から言わせればそんなのは運だと。
井上の時には、菊池という逸材がいたから楽に引退できたけれど
菊池が頑張ったこの数年間で
誰も育たなかったというのなら
それは菊池以上に下の皆が悪いのだと。
それで凶獣が消えるというのならそれまでだと
あくまで菊池の頑張りを労ってくれるのですが
ここでとうとう菊池の本音が。
そう、菊池自身が凶獣をなくしたくはないのです。
とはいえ、一度口にしたことを撤回するような菊池ではないので
宣言した通り、今後は最前線からは退くことに。
ただ、あくまでもシングルでの話なので
タッグで誰かを手伝う事とかはあるかもしれないとのことですが
井上「それはやめておけ」
そんな感じで、菊池の気持ちとは関係無しに
凶獣がなくなるかもしれないようですが
一方、そのタイトルマッチに勝利した滝沢はというと
菊池だけでなく、滝沢も負けたら一線から退くつもりだったのを
滝沢組のメンバーは誰も知らず
普段は仲間達が暴走しないようコントロールする側である
幌多までもがソニックの発言に動揺を隠せなかったと責められます。
正直、今の組長は乗りに乗っています。
女神杯優勝からの流れは
まさに今が全盛期だといっても過言ではないほど。
しかし、だからこそ
最も輝いているときに舞台を降りたい
そんな風に思ってしまったんだそうな。
ちなみに、菊池は一線から退いたら
好きにやらせてもらうと言ってましたが
滝沢は元の役目に戻りたいのだとか。
そう、滝沢組の前身「滝沢教室」は
そもそもは新人教育の一環でした。
そこから、組長を慕うレスラーが集まって今の滝沢組になったんですが
一人前のレスラーになった今でも
誰も組から出て行こうとしませんからね・・・w
そこで、組員が今の立ち位置で満足してしまわないよう
今のベルトを失った時点で区切りを付けようと考えたのだとか。
とはいっても、派閥として残したいなら一箭か石狩に譲っても良いとのこと。
更に、独立したい選手がいれば、その手助けもしてくれるとか。
ということで、こちらは凶獣とは違い
「滝沢組」がなくなるのは確定のようです。
一箭か石狩が継いだとしても
それはもう「滝沢組」ではないですもんね。
組員は皆悲しむとは思いますが
きちんと話せばたぶんわかってくれるでしょう。
赤城以外は。
滝沢組の中で、最も組長に依存してるといっていいですからねー。
果たして彼女を納得させることが出来るのか?!w