今日から試合に復帰する森近ですが
先日のタイトルマッチではなんと50針も縫う大怪我だったことが発覚。
今は当然、服の下は傷だらけとのことですが
それも完治すればほとんど目立たなくなるのだとか。
森近としては傷が残っても良かったと思っていたようなんですが
そのあたりは経験者であろうラスカル曰く
洗う際に変なこすり方をすると痛めてしまったり
服を着た時もこすれやすくなったりと
普段の生活で不便を感じるようになるため
傷跡を消せるのならそうした方が良いとのこと。
ただ、森近がそんなことを言うのは、勲章云々よりも
あの時の悔しさをずっと忘れないでいられるから
という理由が。
収録をすっぽかして先にリングへと上がり
有刺鉄線を準備して王者を待ち構えたDESTRUDO。
そして、ようやく姿を表した王者SHIROKAGE。
しかし、そこにはホワイトフェイス1人だけ。
そして、そのホワイトフェイスに2人が注目してしまったその瞬間・・・
突如、彼女らの背後に現れた細野!
気付いた時には時既に遅し。
森近の額に突き立てられるにーきゅっぱ。
「殺してしまったんじゃ?」と観客が錯覚するほどの一撃で
会場は一瞬で静寂に包まれ
その静寂を切り裂くかのような森近の悲鳴と同時に鳴らされるゴング。
その最初の不意打ちで完全に主導権を持って行かれた形に。
あれはラスカルがターゲットだったとしても
喰らっていたかもしれないというのだから
それだけSHIROKAGEの方が見事だったということでしょう。
その後は、4人共が血まみれになる流血戦には持ち込んだものの
ラスカルはホワイトフェイスと場外乱闘に。
ロビー、売店、駐車場、屋上と、次第にリングから引き離されるラスカル。
しかし、誘導されたのはラスカルだけではなく
森近もまた、気がつけばリング上で細野と1対1の状況に。
そこからは一方的の展開。
椅子で殴られ、机の上でパイルドライバーを喰らった挙げ句
有刺鉄線を体中に巻かれた状態へ場外へ放り出されて20カウント。
イベント後の試合結果では、
ホワイトフェイスに試合の権利があったように書いてありましたが
そちらの方が誤記で、寸評の内容は正しかったということですかね。
そんなわけで、自分が足を引っ張ったと悔しがる森近ですが
そんな森近を「ナイス死に様だった」と評価するラスカル。
もちろん、勝てるならそれに越したことはないのだけれど
やられるときは派手にやられろと。
この辺は、ヒールで長いことやってきただけありますよね。
ヒールらしいやられかたというのをよくわかっていらっしゃる。
それに、タッグ結成から即タイトルマッチまでこぎつけたというのは
十分な実績ですからね。
DESTRUDOもこれでお終いというわけではないようなので
これに懲りずにまた観客の予想を裏切るような
暴れっぷりを期待したいものです。