女神杯準々決勝、最後の試合はヴァンプ鈴森 VS ラズベリー咲川。
奇しくも「始まりの女帝直下」VS「現・女帝直下」の対決となりました。
姫小路と共に女帝直下の礎を築きあげ、
そして、その本来の目的である「打倒神崎」を唯一成し遂げたヴァンプに対して
敬意を込めて「先輩」と呼ぶ咲川。
女帝直下に入ったのが一番最後だったため、
その頃には既にナイトメアを立ち上げていたヴァンプとは
あまり接点がなかったため
FWWWでのヴァンプの活躍を見て、
もっと関わっておけば良かったと思っていたのだとか。
なぜなら、進む道は違えてしまったけど目指すものは同じだったから。
だから、ヴァンプが見ている景色がどんなものなのか知りたかった。
そんな先輩と当たれる貴重なチャンス。
無駄にする気など毛頭ありません。
先輩を倒して、その勢いで私も想いを遂げるのだと宣言。
その先の景色を確かめるためにも・・・!
そんな咲川の言葉を受け、こちらも咲川を「後輩」呼びするヴァンプ。
実のところ、この試合をどういうスタンスで行くべきか迷っていたらしく
咲川からの「先輩」呼びは渡りに舟だったようで。
なので今回は、咲川を後輩として、身内として扱うことに。
敵ならば叩き潰すだけだけど
後輩には先輩の実力を見せつけた上で屠ってあげるのだと。
・・・うん、どっちがいいのか微妙な気もしますが。
ただ、ヴァンプの方も
自分がいなくなった後の女帝直下を知りたいと言います。
「始まりの」女帝直下と「最後の」女帝直下、
その力を相手に刻み込むのは果たしてどちらか?
コメンテーターは野々村。
二回戦で咲川と戦った事と、
かつてはヴァンプと抗争を繰り広げていた事からの抜擢なんでしょうが
ヴァンプに関してはさすがに昔過ぎて参考にはならないだろうと。
それでも、そんな昔のヴァンプについて語ってくれます。
もっとも、その頃のヴァンプは野々村に歯が立たず、
今と比べればてんで話にならなかったのですが
そんな当時から「打倒神崎」を口にしていました。
それを野々村は無理に決まっているとバカにしてたわけですが
100年どころか10年かからずに実現させたのだから
野々村としては発言を撤回するしかありません。
正直なところ、今の実力ではヴァンプの方が上なんだろうというのは
認めたくないとは思いつつも正直に認める野々村。
ただし、どのくらいの差があるのかはわからない。
だからそれを、咲川という物差しで測りたいのだとか。
とはいえ、勝敗予想という意味ではやはりヴァンプの方が有利なのでは?と。
そして、そんな野々村の予想通りに
試合はヴァンプが早々にペースを握ります。
試合の半分以上は7-0という盤石な体制。
それでも、ところどころで咲川が意地を見せて1PFを取り返すという展開。
結局、終盤にヤバゲを取り返して何とかワンサイドは逃れた形に。
今回、ソニックやシュバルツが脱落して驚かされたわけですが
魔王の牙城はそれでも崩れませんでした。
しかしこれで、準決勝第二試合は円陣VSヴァンプというFWWW対決に。
しかもこれ、FWWWでも未だ実現してないお宝カードですからね。
これまでの実績から考えればヴァンプ安定なんでしょうけど
それで勝負が決まるなら、円陣はここまで残っていませんからね。
かたや三度目のタイトル戦、
かたや自団体でも行っていない初めての対決、
準決勝はある意味真逆のカードとなったわけですが
決勝に勝ち進むのは、はたして誰と誰なのか?
今から楽しみですね!