女神杯準々決勝2試合目はスパイダー菊池 VS 友野なるみ。
女神杯でついに凶獣同士の対決が実現!
若手同士の対決以外ということでは
「井上の魂」を賭けた山口VS細野の試合が1年ちょっと前にありましたが
今回の試合に賭けられるのはなんと・・・
凶獣同士の対決とはいえ、かたやその党首。
そして、友野は凶獣という大所帯の中の1人。
どうしても見下されているがあるのはしょうがないところ。
そんな相手に、いくら言葉を重ねても無駄。
なので、リングの上で自己主張をするという友野。
言葉を紡ぐのは、実力で話を聞いてもらえる状態にまで持って行ってからだと。
なので、今は
「勝負だ、スパイダー菊池!」
と、その一言だけ。
果たして、試合後には多くの言葉を紡ぐことが出来るのか?
友野が結構やる方なのは知っているし
仲間としては頼もしいとも思っている。
けれど、対等の敵とは見なせないというのが菊池の見解。
だから、その認識を変えて欲しかったら力を見せろと。
良い勝負をすれば話を聞くし、
勝つようなことがあれば党首の座を譲ってやるとまで。
そう、少し前に友野に対して冗談めかして言った言葉だったのですが
それを公の場で口にする菊池。
もちろん冗談なんかではなく、
凶獣という大所帯は力でまとめなきゃならないという持論から
友野が勝つようなら部下として言うことを聞いてやるとまで言います。
しかし逆に、無様な試合をした場合には・・・
覚悟しとけよ?と試合が始まる前からプレッシャーをかけてきます。
コメンテーターは山口。
菊池の党首交代発言について語ってくれます。
山口がいうには、実際のところは党首を譲る気は毛頭無いと。
ただしそれは、約束を反故にするということではなく
友野に負けるつもりがない、ということ。
もちろん、菊池だって
友野とやって100戦100勝出来るわけではありません。
それでも自信を持って「勝つ」と言い切るのが
菊池の党首像なんだとか。
先代の井上さんは、人徳でまとめていたけれど
菊池には井上さんほどの人徳がありません。
それでもみんなが党首と認めているのは・・・「強い」から。
麗が王者として君臨していた頃でも
菊池だけが互角に渡り合うことが出来たし
(さっきから山口さんさりげなく毒吐いてる気もするけど)
この女神杯でも、あれだけ勢いづいていた姫小路を撃破。
それが出来るレスラーがどれだけいるだろうか?
そうやって、自らの強さで凶獣をまとめてきたからこそ
凶獣内で菊池を超える選手が現れた場合、
党首で居続ける説得力がなくなるのだと。
実際、本当に党首交代となった場合でも
おそらく反対する者はいないだろうとのこと。
「友野本人」をのぞいてはw
そんな、友野にしてみれば勝っても負けても複雑な試合ですが
それでもやはり菊池が試合を引っ張っていきます。
半分に近い時間、6-1で菊池がリード。
友野が優勢なのはニコだけという時間が続きますが
そこからmixiも取り返して5-2に。
この状態が最も長かったわけですが、
(実は序盤には4-3まで迫った時間帯もあったが長続きせず)
逆転するまでには至らず、
結局最後にはニコも取り返されての6-1決着。
友野が善戦はして見せたものの、
さすがは党首、さすがは菊池というしか無い内容でした。
しかしこれで、準決勝では
滝沢VS菊池、三度目のTWPシングル対決!
しかも今回は、初めて菊池が挑戦者側ですからね。
勢いという意味では、滝沢の方に分があるきもしますが
あれだけ勢いのあった姫小路を止めたのも菊池ですからね。
準決勝は果たしてどんな戦いとなるのでしょうか?