以前、「面白い試合したらご褒美をあげる」と
細野がヴァンプと約束をしていたわけですが
結果、SHIROKAGEはエンジェルクラッカー相手に見事勝利し
その実力を証明して見せました。
ただ、所詮その場のノリの口約束だと思っていたホワイトフェイス。
ええ、実際はその通りですw
とはいえ、「魔王」が一度交わした約束。
その場のノリだったとはいえ、その約束はちゃんと守ると
多少時間が経ってしまったけれど、こうして自ら出向いてきたわけです。
そして、そのご褒美というのが・・・FWWW現タッグ王者、
ブレイブゴーストへの挑戦権!
これはまた奮発したなというのが正直な気持ちですが
きちんと現状を把握した上でのご褒美なんですね、これ。
SHIROKAGEは既に東女のタッグベルトに挑戦出来るだけの実績はあるものの
今は女神杯の真っ最中であるため、タッグの方は後回しの状態に。
しかも、次の挑戦者はローズ・ロゼに決まっており
その次にも飯田&あかりが挑戦者決定戦待ち。
そうなると、一体いつになったら挑戦出来るのか?という現状であるため
だったらFWWWのタッグベルトを目指すのもアリなのでは?
という提案。
そうなると、心配なのはFWWWが背負うリスク。
他団体にベルト流出する心配もあるわけですしね。
しかし、東女側は既に
神崎との戦いをヴァンプに任せてくたり、
女神杯でもFWWWの選手を多く受け入れてくれている。
それだけの借りがあるのだから
これくらいはしても当然だというのがヴァンプの言い分。
「だったらシングルやらせろよ」なんて意見も見かけましたけど
SHIROKAGEへのご褒美から始まった話ですからねこれ。
あと、タッグを主で動いている選手が空いてるから
という事情もあっての提案って感じなんでしょうか。
ともあれ、この話は一旦持ち帰って細野と相談するということに。
そして明かされる事実。
発案したの、鈴森さんじゃありませんでしたw
檸檬と塩味の発案と聞くと
よからぬ企みが隠されているのでは?と心配になりますが
東女側の損になる話ではないようです。
今のFWWWに、ブレイブゴーストに対抗できるチームがいないという現実。
それこそ、雪女にパートナーを代えて挑んでもらうか
王座決定戦までに敗退したチームを復活させるしかないくらい。
しかし、東女ならより多くのコマがあると。
もちろん、ブレイブゴーストなら
そんな東女からの刺客を返り討ちにしてくれるだろうという
信頼あってのことですが。
そして万が一
東女のチームにベルトを奪われた場合でも
FWWWのベルトだからと王者チームを堂々と呼んで
客寄せに使おうと、そこまで檸檬は考えていたようで。
まあ、檸檬(と塩味)の思惑はともかく
今のFWWWではブレイブゴーストが絶対王者に君臨してしまっているのは確か。
シングルでのヴァンプや雪女のように、ライバル的存在がいるといいんですが
なかなかそうはいませんからね。
東女からタッグチームを招き入れることで
目新しいカードを提供するというのは悪く無い案ではないでしょうか。
もちろん、SHIROKAGEとしては
そんな思惑に乗せられて利用されるだけでは癪でしょうから
是が非でもベルトを奪いたいところでしょうけども。