【リングドリーム】このあたしから守ってみせろ!
その勝負の決め手となったのは笠松のアンクルホールドでした。
これをYuiは振りほどくことが出来ず、
ついにレフェリーストップ。
その勝利を実感した笠松は、何度も両手を振り上げ
ついには大声まであげるという、
普段の彼女からは想像できないほどの喜びよう。
それは、この試合に秘めた想いが笠松にはあったから。
東女にて行われる「最強決定戦」。
FWWWからも、ヴァンプ、勇子、そして円陣が参戦することに。
笠松は、当然ながら参加出来ないわけですが
それならば、円陣がそちらに専念出来るよう
円陣不在のレジスタンスを自分が守る!
そう自身に誓っていたのです。
そしてそれを証明すべく挑んだ此度の試合、
見事に結果を出せたということで思わず声まででてしまったと。
しかし、話はこれだけでは終わりません。
留守を守りきった暁には、
レジスタンスのトップの座を賭けて円陣と戦いたいという
このタイミングでのまさかの挑戦状!
エース候補と期待され続けはや5年。
いよいよ「候補」の文字が取れる日が来ようとしているのか?
そんな、レジスタンスの今後に期待を馳せる会場の面々。
そこへ・・・東女の霧島が乱入!
世間的には、まだ東女を辞めたことは公表されておらず
あかりとの試合後に行方をくらませたことになっていたため会場は騒然!
そして、そんな霧島から「敗走してきた」なんて言葉が出るばかりか
東女を辞めたことがここで明らかにされるのだから
きっと会場は驚きに包まれたことでしょう。
一度は引退も考えた霧島。
しかし、それで諦めて大人しく出来るほど
ニンゲンが出来ていないからと再起を図ることを決意。
そう、つまりそれは・・・
霧島がFWWWを侵略しに来た、ということ。
「円陣の留守を守る」と宣言した矢先の霧島の暴言。
笠松が憤るのは当然のこと。
しかし、霧島からしてみれば
その言葉を聞いたからこそ最初のターゲットに選んだのだと。
まさに一触即発の2人。
そして、リング外にはレジスタンスのメンバーばかりか
ナイトメアのメンバーまで集まっての霧島包囲網。
しかしここで霧島は、今回の敗者であるYuiに接近。
「チャンスには事欠かない」というメリットを提示することで
Yui、そして当然マミーも霧島と手を組むことに。
東女が「最強決定戦」で盛り上がっている最中、
FWWWにもずいぶんと大きな爆弾が投下されたわけですが
あとは檸檬が合流するか否か?
元々は、檸檬の傭兵としてアンデット・パッケージが動くはずだったのが
霧島があまりにも「侵略」というのを強調してしまったため
FWWWのフロントでもある檸檬としては合流が難しそう?
ともあれ、FWWWも面白い流れになってきたなーと。