「RISING HEAT VEIL」5試合目は、前の試合に続いての世代闘争。
ソニックと共に未だ立ち塞がるナウリーダーの壁、滝沢泉に
ホワイトフェイスが挑みます。
此度ついに、ホワイトフェイスの本気が見られるのか?
個としての勝利よりも客をわかす事を至上とし、
組んでもパートナーを支える事に徹してきた道化、それがホワイトフェイス。
彼女自身、その立ち位置に不満はなく
それでいいとこれまでは思ってきた。
それが、細野にうまく乗せられた形とはいえ矢面に立つ事となり
これまで決して表には出てこなかった思いがあらわとなることに。
「私の技はどこまで通用するのだろうか?」
自身の腕前はそれなりのものだと自負してきた。
しかしそれは、「道場では」という但し書き付きのもの。
それを今回、衆人観衆の中で
しかも東女一の「職人」、滝沢泉を相手に試せるというのだから
これ以上の機会はそうそうないだろう。
しかしそれは、道化の仮面を捨てる事と同じ。
一度勝利を求めた以上、もう道化に戻ることは出来ないだろう。
だがそれでいい。
道化だったホワイトフェイスは今宵、
強さを求める一人のレスラーへと・・・変わる!
鍛錬には真摯に取り組みながら、
リングではその本領を発揮しないホワイトフェイス。
そんな彼女の実力を認めつつも、
勿体ないと、歯がゆいと感じていた日々。
それが今日、ついに解消される。
ホワイトフェイスの「本気」を
ついに見られるのかと思うと楽しみで仕方が無い様子。
もちろん、負けるつもりはさらさら無いので
ホワイトフェイスの本気を確かめつつも
そんな彼女の本気を上回る自信を覗かせる滝沢。
コメンテーターはKATON。
先日のタッグで、細野、ホワイトフェイス組に翻弄されたKATON。
これまで勝利に貪欲で無かった2人の変わりっぷりに
正直面食らったとふり返ります。
その変貌っぷりは、KATONが本気で捕まえられないと嘆くほど。
滝沢なら・・・と思いたいところだけど、
それも断言できないというのだから相当なものだったのでしょう。
ただ今回、お互いに技術を競い合う事になるだろうとしても
2人の条件は異なるというKATON。
滝沢は「本番」で技術を磨き続けてきただけあって
それは今回もしっかり発揮される事は間違いないだろう。
けども、それはつまり「手の内を晒し続けてきた」ともいえるのだと。
ホワイトフェイスはその逆で
手の内を温存してきたという意味では強みだけれども
本番でその手の内をいかんなく発揮できるかといわれると
そこは正直未知数と言わざるを得ないと。
そのあたりが、勝負の分かれ目になるのでは無いかとのこと。
そんなKATONの懸念が現実のものとなったのか
ニコで白面さんが大暴れ。
最終的には4800万差とかおかしいですよ白面さんw
こうなると、白面さんは2-2でも勝ちは確定。
実際折り返しを過ぎても3-1だったので
これは白面さん勝利か?そう思った人もいるはず。
しかし、実際はニコを除く3PFの差はわずか。
ここから組長の反撃が始まります。
序盤は、これまで手の内を明かしてこなかった白面さんに押されるも
手の内が分かってきてからは落ち着いた試合展開に・・・
といった感じでしょうか。
気がつけば、ニコ以外の3PFで組長優勢。
3-1なら組長、2-2でpt勝負なら白面さんという展開に。
しかし、落ち着いてからの組長は盤石な守りで相手を寄せ付けず。
結局、3-1のまま組長勝利!
ニコでの大差には驚かされましたが、それでも組長の牙城は崩れず!
結局、今回もソニック、滝沢両名が生還。
ナウリーダーの双璧は未だ健在といったところですが
こうなると・・・次はルシフェルが組長とやることになるんでしょうか?
ソニックとやりたがってることは知ってますが
そこはどうしてもえり子が優先されるでしょうからね。
かつて、一箭に敗れたルシフェルが
その一箭の師匠である組長を倒したりすると・・・
それはそれで面白い展開ではあるんですけどねw