「RISING SUMMIT」4試合目は「田中えり子 VS 薬師寺いろり」。
いろりのデビュー戦から11ヶ月・・・
そのいろりからのラブコールにより再度この対戦が実現!
過去の対戦、および再戦までの流れについては上の記事を参照ということで、
今回の興行では唯一何もかかっていない試合なんですが
(セミは女帝直下筆頭の座がかかっているので)
もしかしたら最も熱くなるのがこの試合なのでは?と思われるくらいの注目カード。
実際、昨年のデビュー戦もかなり白熱したので、
今回も熱い戦いが期待できるのではないでしょうか。
それでは早速いろりのインタビューから聞いてみましょう。
昨年の9.11、デビュー戦の時にはまともに喋る事も出来なかったいろりが
今回はこの試合への、そしてえり子への想いを語ります。
前回は空手家として挑んで「プロレスラーのスタミナ」の前に屈しましたが
あれからいろりも同じようにスタミナをつけ、
更には空手の打撃だけではなく、プロレスとしての打撃の組み立て、
更にその打撃に相性の良い投げまで教わり、
空手家としてではなく、プロレスラー薬師寺いろりとして再度えり子に挑みます!
対するえり子は
ここまで来たらもう言葉は不要!
前回同様、今回も真っ正面から受け止めて、その上で勝ってやるよ!と。
相変わらずえり子△。
そしてコメンテーターは中津井。
試合展開に関しては、中津井に聞くまでもなく正面からの殴り合いになるでしょう。
ただし、その場合はやはりいろりが有利?
デビュー戦ではまだプロレスというものに慣れていなかったけれど
今はその点での不利は無し。しかし、打撃の強力さは至って健在とくれば
そう判断されるのもわかります。
しかし、それでも正面から向かっていくのがえり子でしょ?と。
中津井さん、よくわかってらっしゃる!
この流れだと、えり子支援・・・と言いたいところですが、
前回も私はいろり支援でしたし、何よりも「対等な立場でタッグを組みたい」
といういろりの心意気に応えてやりたいので、今回もいろり支援で!
ただ、たった1年で覆るほど甘い世界ではないんだけどね・・・
なんて意見も見かけました。
ずぶの素人なら確かにその通りでしょう。
しかし、いろりには空手の元日本王者という大きなアドバンテージがあります。
実際、相撲から転向した北尾はデビュー戦でビッグマッチを・・・
え?その話は駄目?そうですか・・・。
でもそれ以外でも、ヘビー級ボクサーだったトニー・ホームは
90年に来日、新日で異種格闘技戦で橋本に勝利。
91年にプロレスラーに転向、そして翌年にはスタイナー・ブラザーズに勝利して
IWGPタッグのベルトを巻いているわけで。
タッグとはいえ、この頃のスタイナー・ブラザーズって本当に強かったんですよ。
なので、他の格闘技経験があれば、1年でも覆す可能性はあると思うわけですよ。
そして試合は互角の勝負・・・とは行かず、
ニコで一人桁違いの人がひた走り、いろり圧倒的優勢!
mixiのみ良い勝負に見えますが、残り2PFはいろり優勢。
このままだと、ニコ以外の3PFを取らないとえり子が勝つ見込みはなさそう。
しかし、昨年も同じ状況から逆転しているだけに最後までわかりません。
終盤には、ヤバゲで1分の間に4回入れ替わる超接戦も。
そして最終結果は・・・ 2-2でpt勝負の結果、いろり勝利!
mixiでは常にえり子が若干リードを常にキープしてたんですが、
ヤバゲでの超接戦をも制して何とかpt勝負までは持ち込んだのですが、
ニコの680万差を埋めることはさすがに出来ませんでした。
でも、結果的には2-2の好勝負でいろりが勝ち、
対戦成績も五分にした上でタッグを組む話になるので、
形としては良い結果となったんじゃないでしょうか。