一ノ瀬の元からホワイトフェイスが去ったため
雑用は稲荷、黒山の二人でこなさなきゃならないわけですが
ヤンドラ杯本戦間近の黒山にはむしろ練習に精を出して欲しいと
先輩であるにも関わらず、多めに雑用を引き受けてくれる稲荷。
もちろん、後輩である黒山としては
はいそうですかと簡単には頷けないわけですが
そういうのが気になるのであれば、
ヤンドラ杯が終わったら今度は多めに引き取ってくれと。
更には、こうして先輩がアシストしているのだから
結果を残して欲しいとも。
ここで「任せて下さい」と言い切れれば良かったんですが
相手は今回のメンバーではキャリア最年長である冬崎。
さすがにそこまで強気には出られないようで。
とはいうものの
当の冬崎は、キャリア最年長だからとかそんな余裕はまったくない様子。
それどころか、本来は受けて立つ側であるはずの冬崎が
黒山に対して「いい気になるなよ?」と涙目で絡むほど。
さすがにそこまで敵意を向けられると、
黒山としても気付かぬうちに何か失礼な事をしてしまったのでは?
と心配になってくるわけですが・・・
なんていうかまあ・・・(^^;;
隔絶した差のことを「越えられない壁」とか
「立ちはだかる壁」なんていいますけど
この場合はむしろ「立ちはだかる山脈」ってわけですね(^^;;
そうか・・・「人間山脈」とはそういう(違いますw
でもまあ、勝負はそこで決まるわけではないですからねw