海江田が同期の選手を呼び出した理由・・・
それはもちろん、セヴンスターで抜け駆けした事を詫びるため。
(ちなみに都坂は「興味ない」といって現れず)
もちろん、挑んだ事自体を後悔などしていないし
試合そのものにも納得はしているけれど、
抜け駆けしてまで挑んだのに勝つことが出来ず
一箭を勝ち逃げさせてしまった事については申し訳ないと思っているため
けじめをつける意味でこうして謝罪となったわけですが・・・
海江田が情けない試合をしていようものなら
文句の一つや二つ言ってやるだろうけれど、
海江田がどれだけマジになってたかがわかっているため
終わった後でそんなことを言われても困るという乗杉。
しかし、一方の赤井はというと
海江田が納得できないというのなら、と
遠慮など一切ない鉄拳制裁。
「怪我はさせない」とは言うものの
そのあまりの凄惨っぷりにたまらず乗杉からストップが。
赤井が乗杉の「甘さ」をヒールらしくないと言えば
乗杉はヒールでいるのは客の前でだけだと言い返す。
お互いのポリシーのようなものが垣間見えるシーンですが
いいですね、こういうやりとり。
結局、これで興醒めした赤井は制裁を続けることを断念。
そして、残った乗杉は、未だうずくまっている海江田に諭します。
「そんなに詫びたきゃ、今後の活躍であたしらを見返せ」と。
それが出来たら、改めてぶっとばしてやる!と。
海江田のけじめについては、ここで一応話は終わりとなるのですが
そんな騒ぎを起こしていれば当然他の人の耳にも入るわけで
海江田が同期に対して負い目を作ったというのなら
それは自分にも責任があると、
やっぱり海江田同様に背負い込もうとする一箭。
しかしそこで、乗杉に諭された海江田が
今度は一箭を同じように諭します。
「更に上を目指せ」と。
セヴンスターを返上して、今後の動向が気になっていた一箭ですが
今回のやりとりによって真剣に上位陣に食い込もうと
今後の戦いに名乗りを上げてくる可能性が極めて高くなりました。
そして海江田も、これまでの石狩や赤城の押さえ役という
ポジションからそろそろ抜け出せるんじゃないかと
思わず期待したくなる雰囲気が。
更には、乗杉だけでなく赤井ももちろん
それぞれに良い味を出していましたし
この世代のセヴンスターは正直盛り上がりに欠けるのでは?
と正直思っていたわけですけど、
今回のストーリーで良い感じに評価上がったんじゃないでしょうか。
ただそれだけに、今回現れなかった都坂1人が
苦境に追い込まれるのでは?という心配も。