先日の7連戦でついに実現した、ぽひVSメアリの同期対決。
その内容を、同じく同期である千鶴の目線で見ると・・・?
かつて、千鶴と対戦した時には既に厄介だったぽひの回避能力。
それがこの試合では「舞」を舞っているかのような
守りに「美」を感じるほどの域にまで達しており
メアリの攻撃のほとんどが決定打にはなっていませんでした。
逆にメアリの戦い方は、愚直なほどに真っ向勝負。
技のアクションも大きいためにタイミングを読まれやすく
そのままの流れなら、ぽひが勝っていたのでは?
そう思えるほどでした。
その流れを変えたのが「ライオンカッター」。
メアリの決め技である空中突撃両膝蹴り。
とはいえ、その技自体はぽひも当然読んでおり
技をかわされたメアリはそのままロープへつっこむことに。
しかし、メアリはここで止まらなかった。
ロープを蹴った反動で背後から放つライオンカッター!
その愚直さ故に放たれた、
かわされたのならもう一度、と繰り出されたライオンカッター。
それこそが、この試合の決め手となったのです。
っていうか、ぽひが何気に凄いこと言ってる気が・・・w
慣れたってそんな事普通は出来ませんからね?(^^;;
結局、その一撃によってぽひの動きが鈍くなり
それにより攻撃の「芯」をうまく外せなくなり
最後は正面からのライオンカッターをまともに食らって決着と。
それで話は終わりと思うじゃろ?
ライオンカッターが決まった後、
二人は抱き合うような形になってフォールの体制に。
ワン、ツー・・・スリー!
しかし、スリーカウントがコールされても離れない。
むしろ、更に強く抱き合う両者。
メアリの中では、レスラーとしてのぽひは
東女時代の「弱いぽひ」で止まったままでした。
しかし、メアリがぽひと戦えない間にぽひはメキメキと上達し
「ヤングドラゴン」の称号を得るほどに。
「小早川ぽひは強い」
みんながそう言うけれど、
メアリはそんな「強いぽひ」を知らない。
それがたまらなく悔しかったメアリ。
しかし今回・・・ようやくメアリの中のぽひを更新出来た。
それが本当に嬉しくて思わず・・・というわけだったようで。
そんな2人の試合が評価された反面、
触発された千鶴はというと・・・塩認定されてしまったようで(^^;;
まあ・・・うん、そんなこともあるさ!
しかしこうなると、流れは完全に
「同期対決を決勝戦で!」
という感じに。
とはいえ、他に勝ち残った選手は伏久とケア。
今や、凶獣若手の顔といっても過言ではない伏久。
そして、現王者である麗との秘密特訓によって
死線を乗り越えてきたケア。(※嘘は言っていない)
同期での決勝戦を実現させるものかと立ち塞がる強敵達。
果たして、決勝戦に勝ち残る2人は一体誰に?