塩味の誘いでやってきた場所・・・
それは、井上引退の前に神崎が連れてきた「特訓の穴場」でした。
こんな場所にわざわざ連れてきた理由はもちろん・・・
ヴァンプに敗れた後も気丈に振る舞っている雪女に
気分転換してもらうため・・・ではなく
雪女が溜め込んでいる気持ちをはき出させるためでした。
確かに、試合結果には納得している雪女ですが
納得できたかどうかと、悔しいかどうかは別。
なので、塩味は改めて問いかけます。
「本当にすっきりですか?」と。
そこでついにはき出される雪女の本音。
これからもFWWWを引っ張っていくつもりだった、
鈴森さんに明け渡したくなんてなかった。
しかし、雪女は負けた・・・それが現実。
その想いをそのままぶつけるという手もないわけではなかった。
けれど、それはまたFWWWが割れるということ。
それだけは避けたかった雪女に出来ることといえば
丸ごと明け渡す・・・それしかなかった。
ようやく本音を聞き出せた塩味。
ここからが本当の気晴らしだとある提案をもちかけます。
ここは、神崎と井上が喧嘩した場所。
更に言えば、ヴァンプは寒くて暴れられなかった場所。
だからここで、鈴森さんですらやらなかったことをしませんか?と。
まさか塩味から喧嘩をもちかけられようとは・・・w
しかし、普通に戦えば勝負にならないのは明らか。
それであえて水場を選んだ・・・って、
「普通の」プロレスでは何の意味も無い思わぬ効果がw
でも雪女も負けてはおらず、この寒さならこっちが有利だと。
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結局この後、ボロボロの姿で帰るに帰れず
迎えを呼ぶ2人の姿がありましたとさw
しかしまあ、こういうところは
さすがは塩味名参謀といったところでしょうか。
試合内容には納得できたとしても
悔しくないわけはないですもんね。
むしろ、その悔しいと思う気持ちが失われてしまったら
プロレスラーとしてはダメだと思います。
なので、この悔しさを更なる成長への糧として欲しいですね。