ロッツガルドで平穏に過ごしてきたライドウ達ですが、
色々と大きく動き始める7巻です。
今回のメインは、やはり教え子達が参加する闘技大会。
その闘技大会で教え子が活躍するということは、教師にとっても名誉な事なんですが
そこをライドウは教え子達に縛りを設けます。
本来なら、その縛られた条件でもみんな勝ち上がれる算段だったんですが
そこを貴族達が裏でトーナメントの対戦そのものを操作して
ライドウの教え子同士が当たるように変更。
それで負けた方は活躍の場もなく災難だったわけだけれども、
勝った方はそのままの勢いで勝ち上がり、貴族の妨害もものともせずに勝利。
ルールまで変更してきたりとかなりイラッとさせられますが
それを真っ正面からつぶしてくれる様は本当にスカッとさせられます。
教え子達はまあそれでいいんですが、
主人公であるライドウはというと、商人ギルドから呼び出されて
初めて追い詰められることに。
力押しならばどんな相手でも何とかなるライドウも、
言葉の駆け引きはどうにもならず。
しかも今回は識も連れてこなかったために助け船が出されることも無く。
完膚なきまでにたたきのめされます。
正直なところ、あまり気持ちの良いものではないです。
しかし、このことがライドウにある決意をさせるという意味では
欠かせないイベントなのでここはグッと我慢。
後々きっとスカッとさせてくれることでしょう。
あとはEXTRAエピソードとして、巴と智樹、澪と響が出会う話が。
両勇者とのそれぞれの出会いですが、
智樹はこれを期に巴に執着するようになり、後々それでライドウと衝突することに。
響の方は、実のところこれが澪との初遭遇ではなかったんですが
響は全く気づいた様子なし。
まあ・・・初めて会ったときは蜘蛛でしたからねぇw
こっちはこっちで澪に執着してる感じですが、智樹のような衝突は今のところは無し?
ともあれ、その智樹との衝突イベントが今から楽しみですね。
ええ、もう完膚なきまでにやってくれますので!w