【るろうに剣心】牙突四式【北海道編7巻】

るろうに剣心 北海道編7巻は

かつての新撰組御陵衛士の抗争から始まり

剣客兵器・雹辺双へと突入する流れ。

 

雹辺の異様としか言い表せない戦いを前にして

誰もが言葉を失ってしまうのですが

そんな雹辺の前に元新撰組、斎藤と永倉が立ちはだかります。

 

で、斎藤といえば

片手平突きを昇華した「牙突」が代名詞なわけですが

通常の”壱式”

斜め上から突き下ろす”弐式”

対空迎撃用の”参式”

間合いの無い密着状態から上半身の撥条のみで繰り出す”零式”

(十四巻 第百十四幕「突きたてる牙」より)

というのが、以前に斎藤自身から説明されたものでした。

 

そして今回、対雹辺戦で初披露となったのが”四式”。

初動りを消し去った無拍子からの

最短 最速 そして正確無比の一刺突は

牙突の中で威力は最弱とのことですが

瞬撃に特化した牙突なんだとか。

 

「四」と「刺」をかけた感じなんですかね。

今回の戦いでも、雹辺の眉間から後ろ頭までの正中線

見事に貫いたかのように見えたんですが

今巻にはまだ掲載されてないカラクリによってほぼノーダメージ。

零式の時のようなインパクトは残念ながら残せませんでした。

 

なので、ここから斎藤の逆襲に期待したいところですが

8巻に入ってからは、むしろ永倉の見せ場ですからね。

まあ・・・それはそれで楽しみではあるんですが。

斎藤同様、歴史上で実在した人物なだけに

どんな技を繰り出すのか興味が尽きません。

(まあ、SQで既に読んではいるんですが・・・w)