【リングドリーム】Nightmare Princess.3【ストーリーズ】

リングドリーム ストーリーズ」Nightmare Princessの3話目です。

1話、2話は鈴森視点での過去話でしたが

今回は雪女視点でのナイトメア結成当時の話となります。

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©SUCCESS Corp. ©でいしろう

 

ナイトメア結成秘話

鈴森が姫小路と「女帝直下」を結成して暴れ回っていた頃

まだ新人だった佐々木ゆきめは

その戦い方が冷酷っぽいとの評価を受け

アントラー山口から凶獣に入らないかと誘われていました。

しかし、自分に悪役が務まるのか?

と迷っていた佐々木の元に鈴森が現れます。

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ちょうどその頃、本名の佐々木ゆきめから

「雪女」に改名するつもりだという話を聞きつけて

それなら、雪女と吸血鬼で組もうと誘いに来たのです。

 

ただそうなると、

現在鈴森と組んでいる姫小路の存在が気にならないわけはありません。

しかし鈴森は

由樹とのタッグは解消しようと思っている

とアッサリした返答。

「いずれは神崎に並び立つ存在に」と豪語していた2人ですが

弟子という立場ではそれはかなわないから

無理してでもライバルの立ち位置にならなければ

と鈴森は考え、

それは時期尚早だと

「女帝直下」を維持する方針を取ろうとした姫小路とは

考え方が真逆となってしまったのです。

ともあれ、こうして女帝直下を抜けた鈴森と

新人の雪女が組む事となったのですが

「ナイトメア」が派閥として軌道に乗るのは

この時から相当後になります。

 

二人だけのナイトメア

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神崎のライバルという立ち位置を目標に

立ち上げた「モンスター軍団」。

(「ナイトメア」という名称がつくのはまだ先)

その目標のためにと鈴森が起こした行動、それは

正規軍、凶獣の両方にケンカを売る第三の勢力になることでした。

当時はまだ若手だった鈴森が第三勢力を立ち上げるという時点で

無茶な話にしか思えなかったのですが

一番の問題は

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仲間が雪女しかいなかったこと。 

若手の鈴森と新人の雪女、たった2人で

正規軍と凶獣を敵に回すと言い放ったのです。

これにはさすがに観客も呆れかえり

正規軍、凶獣にも全く相手にされませんでした。

 

「何度ナイトメアを抜けようと思ったことか」

当時をふり返る雪女がそうこぼすほど

この頃は行き詰まっていたのです。

 

 三人目の仲間

鈴森を支えるため、何とかしなければと

雪女は一ノ瀬栞に相談することに。

相談相手に一ノ瀬を選ぶまでの流れはここでは割愛しますが 

一ノ瀬からはひとつだけアドバイスをもらえました。

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それが、新人の塩味を仲間に入れること。

若手と新人の2人だけで舐められているというのに

そこに更に新人を加えるとか正気の沙汰とは思えないんですが

実は彼女、一ノ瀬が試験官だった時に合格させた新人で

 一ノ瀬が自分の手駒にするつもりだったのだとか。

 

そんな塩味は

凡人が普通のことをやっていたら平凡なレスラーにしかなれない。

この世界に影響を与えたいなら普通じゃないことをすべきなんです。

そう言って、雪女の誘いに乗り

3人目の仲間となったのでした。

 

そして抗争へ

こうして、三人体制となったモンスター軍団。

塩味が加わってからは

鈴森がチームの看板

雪女がその補佐と交渉役

そして塩味がプロデュースを担当するようになるのですが

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この頃から、名前が「ナイトメア」に変わり 

塩味の提案から「エンタメ路線」を前面に押し出していくことに。

これには最初、鈴森も良い顔をしなかったものの

塩味の案は見事に的中し、徐々に注目を集めるようになります。

しかし、「実力」を重視する選手達はこれを良しとせず

「反応したら負け」と今までは相手にしていなかったナイトメアに

ついに反応してしまいます。

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 マーズ野々村もその一人で

実力もないのにキャラ作りしてどうするんだと反発。

これがきっかけで、後のD&Dとナイトメアの抗争へと発展。

最初は、野々村とフォルゴレ2人に

3人がかりでも勝てなかった鈴森達も

メキメキと力をつけていくのでした。

 

 

といった感じの第3話。

雪女にしてみれば、新人時代から苦労ばかりだったわけですが

それをヴァンプに話したところ

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ヴァンプがデビューした頃の神崎と同じ反応をするじゃないですかw

そういうところ、やっぱ師弟よねー(^^;;

 

それはさておき

東女時代のナイトメアというと悪役のイメージが強かったんですが

別に凶獣と共闘しているわけではなく

正規軍、凶獣どちらにも敵対してたのですね。

東女での第三勢力というと

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どうしても日高一派を連想せずにはいられませんが

東女では、第三勢力は定着しないジンクスでもあるんでしょうか?(^^;; 

 

実際にはこの後も、現代の話がちょこっと続いたりするのですが

ここではあくまでも過去話をまとめる方向で

そっちについては割愛することとします。 

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というわけで、鈴森の過去話はここまで。

次回からはメアリのお話に。

 

【検索用登場キャラリスト】

マーズ野々村(野々村光)

姫小路由樹

ヴァンプ鈴森(鈴森杏菜)

マーメイド塩味 

 円陣光子

アリス・リドル