昨年末の「RISING FINAL」が最後の7連戦かと思いきや
「SEVEN DAYS FINAL」という名でもう一発やってくれました。
というわけで・・・今度こそ本当に最後の7連戦イベント。
その幕開けは、一ノ瀬栞の東女での最後の試合を。
相手はもちろん・・・神崎玲子!
引退はまだ先なんですが
今回の試合をもって、東女を退団することになった一ノ瀬。
神崎と共に東女に入団したのが1997年のことなので
かれこれ20年以上戦ってきたことになるんですが
本人が言うには、あっという間の20数年だったとか。
そして、それには神崎も同意。
その20数年を共に過ごしてきた2人だけに
思い出も様々あることでしょう。
世紀末に澱んだ街角で出会ったとか
どっかの北斗の人を思わず思い浮かべますが
2人の出会いは、そんな澱んだ街角の路地裏でした。
神崎を一目見て「ヤバいヤツだ」とわかったという一ノ瀬ですが
それでも結局はつっかかっていったようで(^^;;
しかも、他の人はその一度で心が折られるというのに
一ノ瀬は酒の力を借りてのこととはいえ
何度も向かっていったのだとか。
そんないきさつがあったればこその20数年の付き合いなんでしょうね。
頂点はあくまでも神崎という考えから
常に彼女を支えてきた一ノ瀬のレスラー人生。
しかし、そんな生き方に悔いはないと言い切ります。
そんな2人の関係に一区切りを付ける意味でも
最後は遠慮せずに思いっきりぶっ飛ばして欲しいという一ノ瀬。
そして、そんな相棒の願いに全力で応えようとする神崎。
そんな両者の戦いは、序盤こそ神崎が優勢に進めるも
すぐに一ノ瀬のペースへと変わります。
そして、以降は接戦に見えるけれど
あと一歩神崎が詰められない、そんな展開に。
3PFでリードしてもトータル差は徐々に開いていくばかり。
結局、そのトータル差を詰め切れずに
4-3で一ノ瀬が東女での最終試合を白星で飾りました。
これが、一ノ瀬にとって望んだ結果だったのかはさておき
2人の東女での長い戦いはこういった形で終止符を打つこととなりました。
あとは、引退したわけではない一ノ瀬が
東女を退団して何をする気なのか?
残される形となった稲荷と黒山の今後とあわせて気になる所です。