「SEVEN DAYS INVASION」7試合目はシングル王座への次期挑戦者決定戦。
麗に勝利した一箭が滝沢に挑むにあたって
最後の難関として用意されたのが スパイダー菊池。
かつては麗と2人でベルトを奪い合っていた強豪。
麗、菊池と続けて撃破すれば確かに誰にも文句のつけようがないですが・・・。
正直な話、キャリアや格という話なら菊池の方が断然上なのは明らか。
それだけに、大舞台でこうして相まみえるというだけで
一箭にとっては非常に価値のある試合。
しかし、それだけで満足するわけにはいきません。
なぜなら、一箭なら菊池とやりあえる
そう組長が信じて組んでくれた試合なのだから。
そんな組長の期待に応えるためにも
猛毒蜘蛛を切り捨ててみせると宣言します。
組長の下にたどり着くのは私だ!
そう言わんばかりに。
しかし、そんな一箭が気合いを入れる様を目にしても
涼しい表情の菊池。
というのも、そもそも一箭をなど眼中にないのだから。
菊池としては、
勝ったらベルトに挑戦させてくれるというから受けたものの
一箭の成長を促すために利用された形になっているのも気に入らないようで。
そんな菊池の言い分は
「強いヤツが強い」
誰に期待されようが関係ない、
最初はそう言い放つんですが
伏久VS千鶴戦の前に話していた祝勝会について
菊池の耳にも入っていたようで
これで負けたら格好がつかないと
「誰に期待されようが関係ない」と言っていた前言を撤回w
菊池にしては珍しく、なんとも締まらない形に(^^;;
コメンテーターはもちろん、このカードをセッティングした滝沢。
既に何度もいっているように、一箭にとって厳しい戦いになるのは明らか。
それでもあえて、対戦相手に菊池を指名したのは
滝沢としては、麗に勝利した時点で一箭の事を認めています。
が、その麗はここのところ成績が思わしくないのも事実で
そんな麗に勝利しただけでは世間は納得しないのではないか?
と心配したが故に、誰からも文句の出ない相手を用意したのだとか。
滝沢としては、もちろん一箭に勝って欲しいところですが
菊池とももう一度やりたいと思っていたこともあり
どちらが勝っても喜んでその挑戦を受けるとのこと。
そして、自分を倒したその暁には・・・って
箪笥押しつける気満々かアンタ!!w
1年前の菊池の冗談が、よもや現実になろうとはww
とりあえず、箪笥の件は先の話なのでひとまず置いときましょう。
肝心の試合の方ですが、先行したのはやはり菊池。
7-0ないし6-1でキャリアの差を見せつけていきますが
一箭も徐々に押し返していきます。
そして中盤、ついに一箭が逆転。
逆に6-1にまで持って行きます。
このまま一気に差を広げ、菊池に引導を渡したいところでしたが
そう簡単に事は運びません。
終盤、すべてのPFで菊池の猛反撃が始まります。
その勢いは、トータルptで逆転するどころか
更にその差を広げる一方。
最終的には5300万もの差をつけ、7-0で菊池が貫禄の勝利!
これにはもう、さすがという他ありませんわ。
6-1で一箭リードがしばらく続いた時には
「世代交代」の文字が頭をよぎったものですが
そう簡単に譲ってくれる菊池ではありませんでした。
ともあれ、これで次のタイトルマッチは滝沢VS菊池に決定。
TWP無差別級選手権試合では4度目となる両者の対決。
(※1試合目はまだ7連戦形式ではなかった時)
これまでは菊池が2勝1敗でリードしているわけですが
菊池がシングルに挑むのはこれで最後と言っているだけに
両者がシングルで激突するのは最後である可能性が。
菊池としては当然勝ち越して終えたいでしょうし
滝沢としては勝ち逃げさせたくはないでしょうが
果たして、どちらに勝利の女神が微笑むことになるのか・・・!