今回のスペシャルワンマッチは魔王軍 VS レジスタンスの対抗戦。
といっても
大将戦の決着が既についてしまっているので
いってみればエピローグ的な扱いに。
しかし、今回レジスタンス側は
京伏流が7連戦、ワンマッチの試合形式では初登場!
この対抗戦で暴れ回ったマーメイド塩味が相手をします。
エピローグ的な扱いということは冒頭で触れた通りですが
円陣とぽひの試合があまりにも凄いものだったため
珍しくプレッシャーを感じている塩味。
しかし、それを言ったら
京伏の方は塩味以上にプレッシャーを感じていることでしょう。
そんな京伏につい同情してしまう塩味ですが
もちろん手を抜くような真似はしません。
とはいえ、塩味にそこまで言わせるほどのぽひの成長に
「あの子と向かい合う時が来た」というヴァンプ。
これは・・・ついに師弟対決実現か?
と、そちらの話も気にはなりますが
ここは京伏の方の様子も・・・。
そして、やはりヴァンプ達が思っていた通り
相当なプレッシャーを感じている様子の京伏。
円陣が負けるとは思っていなかったため、
今日の試合は軽い気持ちで
明るく楽しい試合が出来れば・・・程度に思っていたのだとか。
しかし、円陣は負けてベルトを失いました。
そのことで、意気消沈しているのかというとそうではなく
足首を負傷しても決して勝負を諦めず
膝や腕を軸にした回転で
あと少しというところまで追い詰めた姿は
京伏だけではなく、レジスタンス皆の心に火を付けたことでしょう。
もっとも、既に大勢が決した後なので
他の皆に関しては、その昂ぶった気持ちのぶつけどころはないんですが
京伏だけは、この試合にぶつけることが出来るので
そこで更に意地を見せることが出来たら
今後はもっと前面に出る事を約束。
パワーでは塩味に圧倒的に劣る京伏ですが
逆に、圧倒的に上回るスピードで塩味を攪乱しに行きます!
序盤こそは、いきなり塩味に攻め込まれて劣勢に陥った京伏ですが
1/4を過ぎた頃にはそのスピードで塩味を攪乱。
徐々に自分のペースへと持ち込みます。
6-1ないし5-2と優勢に試合を進めていきます。
しかし、3/4を過ぎたあたりから塩味が再度反撃に。
5PFすべてにおいての大攻勢は
京伏もさすがに凌ぎきることが出来ずついに逆転。
結果、6-1で塩味が勝利し
対レジスタンス5連勝という形で引導を渡しました。
これでひとまずは魔王軍とレジスタンスの抗争も一区切り。
レジスタンスとしては
勝敗という意味では赤ずきんしか勝てなかったんですが
その赤ずきんの台頭は今後のレジスタンスとしては明るい材料でしょうし
円陣も負けてしまったとはいえ
その実力を知らしめる事には成功したのではないでしょうか。
魔王軍の方は、いうまでもなくぽひのベルト獲得が最上の結果ですが
塩味の奮闘も忘れてはいけないところかと。
そういう意味では、どちらにも得るものはあったのではないでしょうか。
あとは、「意地を見せることが出来たら」と言っていた京伏が
この結果で今後前面に出てくれるかどうかは気になるところですが・・・。