「SEVEN DAYS RUIN」7試合目はTWP世界無差別級選手権試合。
女神杯での対ヴァンプ戦以来、およそ10ヶ月ぶりとなった
滝沢の防衛戦。
その相手は、2002年組の同期でもある山口。
神崎、一ノ瀬といった第一線からは身を引いた選手を除けば
最年長となる2002年組。
そんな両者によって東女のトップが競われます。
同じ2002年デビューでありながら
ずいぶんと差を付けられてしまったと語る山口。
昨年の女神杯で一気に駆け上がりましたからね、滝沢は。
ただ、滝沢の実力を昔からしっていた山口としては
チャンスさえあれば頂点を獲ると思っていたので
滝沢の現状に対して疑問を抱いたりはしないのだとか。
とはいえ
技では確かに勝ち目はないけども
力は圧倒的に自分の方が上だし、頑丈さでも負けないと
剛でも柔をたたきのめせるんだと言い張ります。
そう、今回のタイトルマッチは力対技の対決なんだと。
力こそが正義だと証明してみせると豪語する山口。
そんな山口に発言に対して
「力対技」という図式には異を唱える滝沢。
なぜなら、山口は決してパワーオンリーの選手じゃないことを知っているから。
単純な力と頑丈さなら、ひまわりの方が山口を上回るとのことですが
試合ではいうまでもなく、山口の方が上。
それはつまり、それ以外の部分
技とかスピードも高水準で備えているからだというのが滝沢の分析。
なので、此度の戦いは「力対技」なんていう単純な図式ではなく
レスラーとしての総合力の競い合いなんだという滝沢。
技術だけなら滝沢が上
力だけなら山口が上
なら・・・総合力ではどちらが上なのか?
コメンテーターは一ノ瀬・・・なんですが
(かしゅっ!)ってなによ(かしゅっ!)ってw
案の定、缶ビール?酎ハイ?の蓋を開けた音でしたw
それはさておき、一ノ瀬から見たこの試合は
裏方2人による頂点争いなんだとか。
言うまでもなく、両者とも
自分が自分がと率先して前に出るタイプではありません。
滝沢は、確かな技術がありながらも
「自分には華がない」と脇に回り続け
山口も、滝沢ほどではないにせよ
凶獣内ではナンバー2、ナンバー3といったポジションの方が
居心地が良かったようで
上を喰ってやるという気概を見せることはありませんでした。
しかし、そんな両者が今宵東女の頂点を競い合うというのだから
2人の生き方に歯がゆさを感じていた一ノ瀬としては
非常に感慨深いのだと。
それだけに呑まずにはいられないという一ノ瀬。
アナウンサーまでをも巻き込もうとするんですが
家庭持ちのアナウンサー、そこはきっぱりと拒否。
そんなアナウンサーも
昔はずいぶんヤンチャだったそうですが・・・
こういうこと?w(※一応別人です
それはさておき試合の方はというと・・・
最初から最後まで滝沢のペースに。
さすがに7-0の時間は僅かでしたが
半分以上は6-1というほぼワンサイドの展開に。
結局、山口としてはいいところが見せられないまま
6-1で滝沢が勝利。
滝沢に勝利したラスカルをワンサイドで降したとあって
タイトルマッチでも期待された山口でしたが
滝沢<ラスカル ラスカル<山口 だったからといって
滝沢<山口 となるとは限らないのがこの世界。
王者らしい安定した試合運びを見せて
危なげなく防衛に成功しました。
まあ・・・個人的には山口が率いる凶獣ってのも見てみたかったですけどね。
やはり、女神杯優勝者は伊達ではなかったということで。