「RISING QUALIA」6試合目は
タッグで味わった屈辱を晴らさんと滝沢から申し出たシングルマッチ。
ソニックVSラスカルよりも先に実現してしまった同期対決。
しかし、両者の間に漂う空気は
同期対決などという言葉からはほど遠いもの。
前の試合に続いて、この試合でもリングが赤く彩られることになるのか?
前述の対トナーズ戦、そして対SHIROKAGE戦でも
試合前に襲撃したり、リングに仕掛けを施したりしてきたラスカルだけに
今回ももしや?と皆が警戒していたのですが
森近が試合前に暴れたばかりということもあって
師弟が揃って暴れていたら芸が無いと
今回は大人しくしているそうで。
もちろん、「ゴングが鳴るまでは」ですが。
そして、対トナーズ戦では語られなかった
滝沢への想いをぶちまけるラスカル。
何かにつけて正しすぎる。
モラルが高すぎる。
正論を吐きすぎる。
人としては素晴らしいであろう要素を次々挙げていきますが
そんな滝沢を、ソニックとは別の意味で気にくわなかったのだと。
もちろん、これが言いがかりであることはラスカル自身わかっています。
それでも、戦いの場に「正義」が存在するのが我慢できない。
そんな怒りを、今日はぶつけさせてもらうと宣言。
理不尽と思われようが構わない。
「正義」など、私の「暴力」で叩き潰すとでも言わんばかりに。
しかし、ここで意外にも滝沢から
自分の行いは別に正義ではないと否定。
ラスカルの行動についても否定する気はないとまで。
とはいえ、滝沢の主義とラスカルのやり方が
相容れるかと言われればそれは別。
そして、異なる主義主張がぶつかり合ったのなら
力でもって決着をつければいいと
滝沢的には意外ともいえますが
レスラーとしてはらしい解決策を提案。
戦いの場において自分の正道を貫きたいのであれば
力でもって相手の反則ごとねじ伏せるべきだとまで言い、
暗に赤城達の言動を窘める形に。
もちろん、滝沢自身も昔からこうだったわけじゃありません。
昔は、ルールから外れる者を憎んだこともあるし
理不尽を働く相手を憎悪したこともあり、
何をしてもいいという人間を軽蔑したりもしました。
そんな滝沢でも、時と共に考え方を変えたのだと。
だからといって、タッグでのラスカルの仕打ちを許したわけではありません。
その時の借りを返すためにも
ラスカルのあらゆるやり口から逃げず
力でもって、反則ごとねじ伏せて見せるとここに宣言。
コメンテーターは、同じく同期の山口なんですが
試合について聞かれると
ラスカルが出るんだからまともな試合になるわけがないとバッサリ。
なので、この試合の焦点は1つ。
ラスカルのラフファイトを、滝沢の技でいなせるか否か。
ラスカルは技術の方でも一流であることは既に知られていますが
(客を沸かせることができなかっただけで)
滝沢の技術はそれ以上だと、初めて比較した上での評価が語られました。
そんな滝沢の技は
山口ならパワー
ソニックなら立体機動と
同期のメンバーでも
技以外のオプションがついて初めて勝負になるとまで。
そのオプションが、ラスカルの場合はラフファイトになるんでしょうね。
それはさておき、ここで山口から思わぬ発言が飛び出します。
山口、ラスカルへの宣戦布告!
確かに、ヒール軍団である凶獣としては
DESTRUDOのやり方は気に入らないだろうとは思いましたが
まさかこのタイミングで山口が噛みつこうとは思いませんでした。
まあ、ラスカルファンとしては嬉しいですけどねw
で、話は戻って滝沢との試合ですが
今回は滝沢が先制・・・どころか最初から飛ばしていって
7-0ワンサイド状態に。
その勢いは、10時間経過する前にトータル差が1000万以上になるほど。
しかし、ここまでの勢いが嘘だったかのように急停止。
そこからはラスカルがジワジワと差を詰めてくる展開となり
試合の2/3が過ぎる頃にはついにトータル差で逆転。
PF別でもニコ、ゲソ・ブラゲをおさえていたので
ここで形勢は逆転、ラスカルが優勢に。
ヤバゲは最初から滝沢が完全に支配しており
ニコ、ゲソ・ブラゲはラスカルが引き離す一方ということもあって
滝沢サイドとしては、mixiかハンゲどちらかを確保して
トータルpt勝負に持ち込みたいところ。
実際、それはmixiをおさえて成功します。
しかし、そのトータルptは
ピーク時には1000万以上あった差が
終盤には逆に400万のビハインド。
終盤、それをひっくり返そうと滝沢が追い上げた結果・・・
200万までは縮めたものの
そこから更にラスカルがペースを上げ
最終的には5,685,330差となり5-2でラスカルが勝利!
朝見たときに、7-0で1000万も差が付いてて
これはさすがにだめかー
と思った私は節穴でしたw
ちなみに今回、いつもとは違い特別ルールが設定されています。
トータル差が偶数か奇数かで決着の仕方が変わるというもので
偶数なら「技」で、奇数なら「反則」で決着がついたことに。
気になるのは、ラスカルが奇数差で勝った場合なんですが
サポートに質問来たとの事で追記。「Q:ラスカルの反則勝ちだった場合は滝沢が反則をしたことになるの?」「A:なります。自発的に反則をする人物では無いので、理性が飛んだとか、ラスカルにハメられたとか、試合中に相応のやりとりがあったか等、何らかの理由が付いてきます」(でい) #リンドリ
— リング☆ドリーム(運営) (@ring_dream) 2019年6月24日
この場合は、滝沢が反則を行って負けたことになるそうで。
てっきり、ラスカルが反則をしたけれど
レフェリーには気付かれずにそのまま3カウント
みたいな裁定かと思っていたのでちょっと意外。
もっとも、今回は偶数差だったので、
普通に技で決着が付いたことになるんですけどね。
でも、滝沢としてはむしろこの方が悔しいですよね。
あとは
この結果を見て、弟子達が動くか否か。
石狩に関しては、自らの暴走を反省した上で
麗と戦う事が決まり
勝つにせよ負けるにせよ
ラスカルや森近にはもう向かって行かなさそうですが
石狩達が暴走した際に1人静観していた一箭は
動きたいのか、それとも仲間を落ち着かせたいのか
今となっては一番読めない方になっちゃいましたからね。
ラスカル的には、山口からも挑戦状が来てしまったので
これで滝沢も諦めないとしたら
しばらくは引っ張りだこになりそう?