煽りV収録時の襲撃から始まり、
滝沢、赤城を鎖で繋いだ状態でリングインしたDESTRUDO。
試合でも、凶器に毒霧、ラフファイトに場外乱闘とやりたい放題。
そんな森近を懲らしめるため、場外まで追いかける滝沢。
しかし、それは森近が仕掛けた罠だった!
鉄柵に手錠でつなぎ止められた滝沢。
そしてその鍵は・・・森近の手によって観客席へ!
そんなDESTRUDOの暴挙を許さないと、割って入ろうとする滝沢組。
そして、試合には介入させるものかとにらみを利かせるディスティニー。
場外もまさに一触即発!
その間にも、どうにかして手錠を外そうとする滝沢。
しかし、鍵がなければやっぱり外れない様子。
焦る滝沢。
焦る滝沢組。
観客までもが協力して鍵を探しているのに一向に見つからない。
一体鍵は何処に?
そして、血まみれの赤城がリング上で孤立。
チェーンを右腕に巻くラスカル、
戻ってきた森近の腕にも同じくチェーンが。
しかし、毒霧から回復していない赤城は気付いていない!
そして・・・サンドイッチラリアット炸裂!!
挟まれて倒れる事も出来ない赤城に
ラスカルが再度ラリアット!!
ようやく倒れることが出来た赤城に対し
たたみかけるように森近のダイビングギロチンが!!
しかも、先ほどまで腕に巻いていたチェーンがいつの間にか足に?!
しかし、これはチェーンでの攻撃と扱われてフォールは認められず。
ならばと、再びコーナーへ走る森近。
今度はチェーン無しでの綺麗なムーンサルト!!
非常に遅いカウントだが、赤城は動けない・・・
そして、カウント・・・スリー!!!
実際の女子プロレスでは
尾崎魔弓あたりが手錠をよく使っていたように思いますが
それがよもや7連戦で再現されようとは思ってもみませんでした。
ヒールは今のシステムでは勝ち目がない、
なんて言ってたのが嘘のようです。
きっと、こういう試合展開も前からやりたかったんでしょうね。
場外で複数の選手が今にも乱闘を始めかねないこの空気!
ヒールが暴れているからこその先が読めないこの緊迫感!
これもプロレスですよ。
しかし、これだけでは終わりません。
結局、最後まで見つからなかった手錠の鍵。
実は、客席に投げてなどおらず
森近がずっと口の中に隠していたというオチ付き。
森近、お前最高かよ!w
この憎ったらしいやりとりとか、まさにヒールならではですよね。
ヒールといえば、東女では凶獣の専売特許なんですが
その凶獣自体が長いことヒールらしくない状況が続いていただけに
ここまでの暴れっぷりは「やりやがった!」感が強いですね。
ただ、ディスティニーとラスカルでは目指す方向性が違うのも確か。
なので、ディスティニーとしては今回のように
相手ににらみを利かすことはあっても
積極的に介入することはないのでしょう。
実際今回も、ディスティニーのメンバーは表情が優れない感じでしたしね。
ちなみに・・・
実は、4年前にもラスカルに血だるまにされてる赤城(^^;;
だからといって、ラスカルにリベンジを・・・
というのはさすがに無謀でしょうけど
その鬱憤が森近に向く可能性はなきにしもあらず?
っていうか、セヴンスターの出番が近いんですよね2人とも。
これは・・・セヴンスター荒れますかねー。
個人的には、この手の試合は
リベンジされるまでがセットだと思っているので
赤城だけでなく、滝沢にも是非その機会を与えて欲しいものです。
なお、この手の試合をうけつけない人は当然いると思いますが
実際のプロレスでだって、ヒールは嫌われてなんぼですし、
そんなヒールがベビーフェイスに仕返しされるのを見て
カタルシスを感じるのも、これまたプロレスの様式美。
「こういう試合は好きじゃない」って方、
いいんですよそれで。
むしろそれは、森近の望むところでしょうしね。
そんな、少数の支持派と本気で嫌ってくれる人達のためにも
DESTRUDOには今後もヒール道を突き進んで欲しいものです。
そんな私は当然支持派。