「SEVEN DAYS ROMANTIC」6試合目は
シュバルツ、千鶴のタウゼント・カノーネが
SHIROKAGEへの挑戦権を得るために
菊池、ソニックナイトのベノムナイトへと挑みます。
シュバルツとしては、ベノムナイトとの対戦は約2年ぶり。
その時とはパートナーも変わりましたが結果の方は果たして?
普通、ここでは対戦相手について語ったり
試合に対する意気込みを語ったりするんですが
シュバルツは何を思ったか、
霧島のことを意識してるのか?
と、こんなところで千鶴に問いただします。
ただそこは、前回の試合で
KASUMIと比べられることも覚悟していると言っていたことからも
意識していないとはさすがに言えませんよね。
その時には、シュバルツも
KASUMIという過去のイメージに打ち勝ってくれると信じてる
みたいに言ってたわけなんですが
そんな「多少の意識」はこの場で捨ててしまえと予想外の発言が。
もちろん、KASUMIはタッグとしては良いチームだったけれど
それは既に過去のもの。
KASUMIの焼き直しをするつもりなら、
それこそ霧島ともう一度組めばいいわけですよ。
でも、今のパートナーは霧島ではなく千鶴であって、
シュバルツはそんな千鶴と新しいチームを作りたいんだと、
だからそういった意識は邪魔なんだと千鶴に言い聞かせます。
なんでこのタイミングでこんな話をしたのかは千鶴も気にしていましたが
KASUMIの実質最後となった試合の相手が、
ベノムナイトだったことも多少は関係するんですかね?
霧島とのタッグで勝てなかった相手に
千鶴をパートナーにして再度挑む今回。
KASUMIの劣化版や類似品では勝てない、
そんな考えがあったのでしょうか?
ともあれ
KASUMIという呪縛からこれで解き放たれ
KASUMIとは別のチーム、タウゼント・カノーネとして
打倒ベノムナイト、打倒SHIROKAGEに向けて動き出すことに。
対戦が決まった際に直接言っていたように
千鶴に関しては正直意識していないベノムナイト。
とはいえ、タッグでは思わぬ化学反応を起こすこともあり得るわけで。
実際、その千鶴の同期であるメアリを見下した結果
まんまとベルトを持って行かれましたからね。
そんな過去の失敗を踏まえてのことなのか
今回は不確定要素である千鶴を最優先で潰すと宣言。
4人の中では最も格下となるため
当然と言えば当然の作戦ですが果たして?
コメンテーターは、現タッグ王者であるホワイトフェイス。
タウゼント・カノーネにも勝機はあるとのことですが
まず、シュバルツに関しては
シングル、タッグともにベルトを巻いた経験のある選手だけに
語る必要も無し。
ただし、千鶴に関してはヤンドラ杯で準優勝しているとはいえ
第一線の選手からすれば明らかに格下。
それゆえに、KASUMIの時よりも総合力は落ちたと見られがちですが
ホワイトフェイスは、KASUMIを「主砲」二門に例えたのに対し
タウゼント・カノーネを「主砲」と「副砲」一門ずつに例えます。
それはつまり、最大火力では確かにKASUMIに劣るけれども
タウゼント・カノーネの方が安定性があるということ。
千鶴がカバーすることで、
シュバルツのムラッ気が抑えられているのではないか?とのこと。
それを踏まえると、火力、安定性とも互角だと
ホワイトフェイスは見るのですが・・・
火力が落ちた云々のコメントは何だったのか、
と思うくらいのタウゼント・カノーネ大爆発!
ベノムナイトがハンゲ、ゲソ・ブラゲをおさえていたため
ほとんどの時間帯5-2という展開だったんですが
トータル差は開く一方。
その差は最終的にはなんと
1億1千9百万!!
ハンゲも最終的には逆転し
6-1でタウゼント・カノーネがタッグ王座への挑戦権GET!
正直、ここまで差がつこうとは思わなかっただけにビックリですが
ベノムナイトが気にしていた化学反応が
起こってしまったということでしょうか。
それにしてもライオットのメアリ然り、今回の千鶴然り
ベノムナイトが踏み台と化してる感があるので
次の機会にはいいところを見せて欲しいところですね。