「RISING CHOCOLATE」ラストは多摩女興行から。
多摩女の林フレンダと東女の豪徳寺伊吹が
次期KOM挑戦者の権利を賭けて、いざ勝負!
東女やFWWWのような大きな団体であればあり得ないことかもしれませんが
控え室・・・というか、待機場所が複数用意できないため
対戦相手と同じ場所で待機するという何ともおかしな状況に。
そのため、テンションの上げ時に悩む豪徳寺ですが
「そんなの、リングに上がるときで十分」
「あんただってベテランなんだろ?」
とフレンダから言われて返す言葉もない様子。
とはいえ、豪徳寺もいきなりのアクセル全開は得意なので
慣れない状況に戸惑ってはいたものの、試合への影響の心配はなさそう。
この試合の勝者から挑戦を受ける小原としては
やはり同じ団体のフレンダ寄りになってしまうのは否めないところですが
それでも最終的には、
良い試合さえしてくれればどちらが勝っても文句はない、と。
KOMに相応しい試合を見せてくれ、
そして次の大会ではスペシャルなタイトル戦をしようと
両者にエールを送ります。
そんなエールを受けた両者、
「首を洗って待っていな!」
と同じ言葉を返します。
ちなみに、両者の戦績ですが
林フレンダ 2-0 | ||
○ 林・望宮・甘粕組 VS 青空・紅葉・熊井組 | ||
○ 小原・白木組 VS 林・甘粕組[ワンマッチ] |
フレンダの方は7連戦やワンマッチ形式では
今回が初めてのシングルマッチ。
タッグでは良い結果を残していますがシングルではどうなのか?
豪徳寺の方は、既にKOM絡みで何度も戦っているのですが
「オレごと落ちろ」のインパクトは凄くあるのに
あと一歩及ばない、というのが彼女の印象。
そんな両者の対決ですが
序盤はお互いが攻め合っての激しい立ち合い。
どちらにも、6-1でリードする時間帯がありましたが
そんな攻め合いから自分のペースに持って行ったのは豪徳寺。
中盤を完全に支配します。
しかし終盤、フレンダも負けじと反撃。
一時は0-7まで持って行かれた試合を
5-2にまでひっくり返します。
が、それは長くは続かずに再度豪徳寺が逆転。
結局、5-2で豪徳寺が勝利し、KOMへの挑戦権を得ることに成功。
東女のベルトを、多摩女の選手同士で競わせてなるものか!
という想いがどれだけあったのかわかりませんが
そんな状況になるのを豪徳寺が阻止する形になりました。
ただ、豪徳寺としてもKOM絡みでは2回敗北を喫しているだけに
今回こそは!という想いもあったのではないでしょうか。
そんなわけで
三度目にして初めてタイトルマッチまでこぎつけることが出来ましたが
果たしてベルト獲得となるのか?