女神杯二回戦最後の試合は、マーズ野々村 VS ラズベリー咲川。
一回戦では小原相手に熱い戦いを繰り広げた野々村。
二回戦はその小原とはスタイルが大きく異なる咲川が相手となりますが
果たしてどんな試合を魅せてくれるのか?
一回戦での野々村の試合を見て、
その天才っぷりを再認識させられた咲川。
日本でのブランクなど全く感じさせず、
小原のスタイルに最初から合わせられるセンスはさすがだと。
しかし、相手がそんな天才だからこそ
そこを乗り越えられたら波に乗れる気がすると言います。
というのも、咲川は抽選で選ばれたシード。
実績からシードに選ばれたソニック、菊池、
シュバルツ、ヴァンプの4人と比べると説得力が足りず、
一回戦から出ているメンバーに比べると勢いが足りません。
実際ここまで、実績でのシード選手は全員が勝ち上がっているのに対し
抽選でのシードは見事に全敗。
それだけに、咲川としてはこの試合で
その足りない部分を一気に補いたいのだと。
そして、一回戦では小原のスタイルに合わせた戦いをした野々村に対し
今回は自分のスタイルに合わせてもらうと注文。
どちらが咲き誇れるか勝負だと言いますが・・・
「小原さんの後が咲川かぁ」と正直なところ見下していた野々村ですが
ここにきてその評価を改めます。
確かに、野々村がアメリカへと渡った頃の咲川は迷走してましたからね。
結局実現には至らなかったけど、ラスカル戦に志願したりとかね(^^;;
しかし、そんな咲川もインドの山奥で修行して大復活。
完全に自信を取り戻しました。
そんな、咲川からの提案に迷うことなく了承。
さすがに見た目の華やかさでは分が悪いけど
その分、技と技の勝負なら負けるつもりはないからと
一回戦でのクラシカルな展開から一転、
今回はずいぶんと華やかな展開となりそうです。
コメンテーターはホワイトフェイスなんですが
「基本的な構図は一回戦と似ている」と意外な?発言。
咲川(とさわり)は見た目の華やかさからは想像も付かないほど
練習面では泥臭いのだとか。
一つの技を何百何千と繰り返したり
対戦相手を徹底的に研究したりと、
そういった面ではまさに小原と同じで
今回の試合でも「天才VS努力家」の構図が成り立つのだと。
ただ、野々村だって決して順風満帆だったわけではなく。
もちろん、自ら選んだ道ではあったのだけれど
そこには挫折もあり、逆境もあり、そして迷走もありました。
そんな、堕ちたエリートの這い上がる姿というのは
努力家の咲川に負けず劣らずつい応援したくなるんだとか。
ちなみに、才能では間違いなく野々村が上。
しかし、咲川も一回戦の試合を見て研究しているはずなので
後輩だと思って甘く見ていると足下を掬われる可能性も?
その反面、そんな凡人の努力を軽くかわしてしまいそうなイメージも。
そして、実際試合ではどうだったかというと
咲川の研究の方が功を奏したようで最初から飛ばしていきます。
試合の大半が7-0だったので、
このまま最後まで行ってしまうのかとも思いましたが
ゲソてんの野々村勢が頑張ってくれて
なんとか6-1という結果に。
ここまで、抽選のシード選手はことごとく敗退していたので
咲川もそれに続いてしまうのか?と心配しましたが
そんな心配何処吹く風と、常に優位に試合を進めての勝利。
お見事でした。
ところで・・・アリスもう帰るの?(^^;;