女神杯二回戦、第5試合はルシフェル美香 VS シュバルツ・ネーベル。
この両者の戦いですが
昨年冬、TWP無差別級選手権で激突しているのですが
その時は王者、シュバルツがルシフェルの搦め手ごと粉砕した上での
ドーラ列車砲でタイトル防衛。
あれから約9ヶ月。
ルシフェルが前回から更に力を付けたのは言うまでもありませんが
当然、シュバルツだって当時のままのはずがありません。
今回は果たしてどちらが勝利するのか?
元王者ということでシード権をもらっていたシュバルツ。
当然、一回戦は出番が無かったため
指をくわえて見ているだけという状況がとにかくもどかしかったのだと。
もちろん、元王者がシードになるのは納得しているのだけれど
「理屈と闘争心は別なの!」と。
更には、その一回戦で今日の対戦相手であるルシフェルがディアナを相手にして
終盤以外はほぼルシフェルが押していたといっても過言でないほどの内容。
そんな「おいしそうな敵」に育ってきたルシフェルを見て
我慢しきれなくなったルシフェル。
とうとう「こんな撮影」とか言い出して
とっとと切り上げて早く戦おうと急かします。
そんなシュバルツを見たら、とうぜんこんな反応になりますわなw
さながら、狂戦士(バーサーカー)を相手にするようで
本当に嫌だとこぼすルシフェルですが
その反面、やりやすくもあると言います。
ああなったシュバルツ相手では、
油断するとあっという間に持って行かれてしまうから厄介だけれど
その分隙も大きくなるためやりやすいのだとか。
下手な駆け引きが通じないことは前回身をもって味わったので
一か八かの短期決戦に勝負を賭けるというルシフェル。
その作戦が功を奏すか?それとも裏目となるのか?
コメンテーターはキャシー。
やはり、凶獣側の同期が選出されているようですが
あの状態のシュバルツ に戦々恐々。
シュバルツの「超・攻撃特化」については今更説明不要ですが
今では「攻めに限れば東女一」と評価する人も多いそうで。
世代抗争では、菊池相手に正面からのしばきあいで勝利したのだから
その評価も頷けるところでしょう。
しかし、キャシーが言うには
そもそもシュバルツの攻撃は痛みが違うとのこと。
彼女の攻撃一つ一つには心がこもっていて
肉体だけでなく心をも削ってくるのだとか。
そういえば、菊池もシュバルツの攻撃について
同じようなことを言っていましたね。
そんなシュバルツと、同期のルシフェルが
正面切って戦えるようになっていることが凄く悔しいと
これ以上無いほどの笑顔で語るキャシー。
悔しいというのは嘘ではないのでしょうけど
やはり同期には頑張って欲しいようで。
セヴンスターではキャシーがルシフェルに勝利したんですが
それ以降の戦績ではずいぶんと差がついてしまったのは事実。
そこで、しばらくは賞金首的な意味で
ルシフェルを目標にすると宣言するキャシー。
これはこれで、新たな因縁として話が広がれば面白くなりそうですが
それは今後の楽しみということで、今はシュバルツとルシフェルの試合。
ルシフェルの「いちかばちか」 は残念ながら失敗したっぽく
序盤からシュバルツに押されっぱなしの展開に。
それでも、ハンゲ、ゲソてんでは優勢を保つルシフェルですが
いかんせん残り3PFが厳しすぎた。
結局、ルシフェルがチャンスを見出すことの出来ないまま
5-2でシュバルツ勝利。
最終的にはトータルで6千万ほどの差が付く結果となりました。
×ルシフェル(2-5)シュバルツ○ 両者、正面からの激突。前回の戦いと同じく、互いの得意分野では相手を圧する展開に。試合全体としては、シュバルツの制圧力がルシフェルを上回った。悪魔の力、届かず。しかし、その差は前回より確実に縮まっている。 #リンドリ
— オレンジゼリー(泥士朗) (@orange_jelly) 2018年8月28日
実は、前回の戦いでも5-2決着で、
ルシフェルがハンゲ、ゲソてんを取ってたところまで同じなのですが
トータル差に関しては前回の1億3千万から6千万に。
いきなりのリベンジは無理でしたけど
その差は確かに縮まっていました。
この調子で、少しずつでもトップレスラーとの差を縮めていってもらえれば、と。
もっとも、現時点でも既に、滝沢、ディアナに勝利しているんですからね。