女神杯二回戦、第3試合は姫小路由樹 VS スパイダー菊池。
姫小路は一回戦、元王者である麗を降しての二回戦進出。
だがそこに待ち構えていたのは、またもや元王者。
今回のトーナメントで最も激戦区といわれるこのブロック、
勝ち上がるのは果たしてどちらか?
2人の直接対決があったのは、ほぼ2年前。
当時、王者だった菊池に姫小路が挑戦した形でしたが
結果は菊池が貫禄を見せつけた感じでの防衛。
麗とは何度もやり合ったことのある菊池。
それだけに、今日この場に現れるのは麗だろうと
菊池は思っていたわけですが、その予想は見事に外され
これはもう、姫小路の実力を認めざるを得ないと。
逆に、菊池自身の調子はといえば
シングルでは世代抗争でシュバルツに負け、
タッグではライオットにベルトを持って行かれと
正直あまり良くないと言わざるを得ないだけに
ここらで目を覚ましたいところ。
なので、勢いに乗っている姫小路をここで潰し
その勢いを丸ごと奪い取ってやると凄む菊池。
菊池が2年前の対決に触れたので、
姫小路も「あの時の屈辱を返す」と宣言。
あの姫小路が泣くって、よっぽどのことですもんね。
今勢いに乗っている姫小路ではありますが
実は一度、レスラーとして心が折れかけていたのだと思わぬ告白が。
「始まりの女帝直下」の同士だったヴァンプに負け
2年前に菊池に負け
世代抗争ではディアナに負け、と
大事な試合に限って勝てなかった姫小路。
それがもはやトラウマにまでなっていたのだと。
それこそ、本来の目的である「打倒神崎」から目を背けてしまうほどに。
しかし、それもすべて過去の話。
長いトンネルを抜けて、ようやく本来の本来の自分が戻ってきた今、
ここで菊池を倒せば、他の敵など何するものぞと
優勝宣言の予告をする姫小路。
コメンテーターは
以上、KATONさんでした(ぇ
菊池の蹴りは肩口で受けても腹まで衝撃が来るとか
姫小路が相手を捕まえる時の手足の動きはもはや人間じゃないとか
そんなことは今更解説するまでもないからと。
しかも、姫小路は麗を破って絶好調。
逆に、菊池は最近は調子が悪い事を認めているけど
それを自覚したことで腹が据わった感が。
そうなると
すげぇ試合になると。
だから、黙って見てろ
と、最初のコメントに繋がるわけですが
そんな両者の戦いは、序盤は姫小路が優勢。
ヤバゲ、ニコ、ゲソてんとトータルptでリードする展開が
折り返し近くまで続きます。
が、後半は菊池のターン。
ヤバゲ、ゲソてんをひっくり返し6-1に。
しかし、姫小路も負けじと再度ゲソてんを取り返して
今度は4-3で姫小路リード。
ただし、そのゲソてんはまた取り返されて6-1菊池に逆戻り。
これで勝負は決まり・・・と言いたい所なんですが
実のところ、トータルptは僅差。
そして、ゲソてんもまた僅差。
そう、ゲソてんを姫小路が取り返すと
その時点で勝敗がひっくり返る可能性があるのです。
そうなってからの両者の攻防はますます激しいものに。
追い抜こうとする姫小路。
それを阻止せんとする菊池。
結果は・・・!
6-1で菊池勝利!
姫小路からすれば、あともう少しだったのですが
そのもう少しが遠かった!
ちなみに、負けた姫小路でもトータルが4億7千万あるんですが
赤井VSソニックの両者の合計、滝沢VS南城の両者の合計
そのどちらよりも姫小路1人のトータルの方が上というこの戦い。
まさに「すげぇ戦い」でした。
×姫小路(1-6)菊池○ 序盤は姫小路、中盤は菊池優勢から、その後はがっぷりよつで休む間のない死闘が終了間際まで繰り広げられた。(ポイント的に)一回戦のメインをも上回り、勝負の行方も終了十数分前まで予断を許さないという死闘。今大会というより今年のベストバウト候補か。 #リンドリ
— オレンジゼリー(泥士朗) (@orange_jelly) 2018年8月26日
早くも「今年の」ベストバウト候補とまで言われるくらい。
正直、姫小路がここで負けてしまったのは個人的には残念ですが
菊池としてもこれ以上は負けられませんでしたからね。
まさに、元王者としての強さを見せつけてくれました。
こうなると、凶獣対決の実現に期待がかかりそうですが
次の試合、どうなりますかね?