今回のスペシャルワンマッチは、セヴンスター選手権試合。
女神杯の割を食った形になるのでしょうが
地方興行でのタイトル戦ということになりました。
初防衛戦の榎下と今回の挑戦者である京須、
女帝直下系の弟子同士の対決を制するのははたしてどちらか?
とりようによっては自分を卑下してるようにも聞こえる京須の発言ですが
決して自信や野心がないわけではありません。
ベルトを獲って上に行きたいという気持ち、
そして地方各地を盛り上げたいという気持ち、
そんな方向性の異なる気持ちを両立しようと京須が出した答えは
今回だけでなく、自分が王者になった暁には
以降の防衛戦も全て地方の興行で行いたいというもの。
その想いを実現させるためには、
もちろんこの試合を勝つ事が必須となるわけですが・・・
当然、ベルトを渡す気はない榎下。
そういうのは別のベルトでやってくれとピシャリ。
地方を盛り上げたいという京須の考えは否定しないけれど
「大きい舞台だから頑張る」
「地方を盛り上げるために頑張る」
ではなく、
「いつでもどこでも全力で試合をする」
それが榎下のスタイル。
当然、今回もそれは変わりません。
立場的には受けて立つ側の榎下ですが
気持ち的にはいつも挑む側。
守りに入るような事はせず、前へ前へと突き進みます!
コメンテーターは、次の挑戦者となるウズメですが
京須は同じ十両の弟子であるため、どうしても多少贔屓目に(^^;;
身長差が13cmもある2人。
となれば、榎下の射程外から回転の速い蹴りを繰り出せば
京須の方が有利に試合を運べるのでは?との予想ですが
インファイトになれば、姫小路直伝の技も生きてくるでしょうし
やはり榎下の方が有利に。
とはいえ・・・そのたとえはひどいw
ともあれ、京須にはローキックを多用して
榎下の足を狙っていって欲しいという
解説というよりもはやセコンドからのアドバイスになっている件w
そして、そんなウズメのアドバイスが効いたのか
試合の2/3を過ぎる頃までずっと京須が試合をコントロールする形に。
瞬間的には7-0もあったほどですが
それも徐々に差が縮まっていき、その2/3を過ぎたあたりで
mixi、ニコ、ゲソてん、そしてトータルでも上回った榎下が
ここでようやく5-2でリード。
しかし、この後mixiは最後までもつれ、
その間に一気に差を付けるヤバゲ京須勢。
一時はトータルで60万足らずの差だったのが
その90分後にはなんと400万の差に。
これがある意味決め手となりました。
ここから榎下が逆転するには、接戦のmixiを制するだけでなく
約100万差のハンゲをひっくり返さねばならず、
最後まで追い上げを見せはしたものの
結局5-2で京須勝利、新王者の誕生となりました。
十両の弟子達の中では現状、
紅蓮一人が目立つ形となってしまって いるので
ここで京須が存在感をアピール出来たのは良かったんじゃないでしょうか。
それに、次はウズメとの同門対決になりますしね。