東女と同日開催となった先日の興行、
霧島の話題もさることながら
メインでそれ以上の盛り上がりを見せたこともあって興行は大成功。
もっとも・・・鈴森さんは負けたんですけどね(^^;;
しかし、試合翌日にダウンしたのはヴァンプではなく勇子の方。
50分を超える試合をひたすら耐え抜いたとはいえ、
そのダメージは相当なものだったようです。
実際、ヴァンプとしてはその前の試合で
霧島が大暴れしたのに触発され、
最初から押し切るつもりで飛ばしていったのだとか。
しかし、あと1歩というところを押し切る事が出来ず
最初から長期戦に勝機を見出していた
ブレイブゴーストに粘られてしまう結果に。
そして、その長期戦に耐えきれなかったのがベッキーだったと。
前職場は、相手をいかに素早く仕留めるかが大事だったため、
これまでここまでスタミナを要求されることがなかったツケが
ここ一番の勝負どころで露呈した形となりましたが
実際のところ、この一言が全てを物語っているのではないでしょうかw
普通なら、ベッキーのスタミナが切れるような長丁場に
そもそも持ち込こませてもらえないでしょうから。
それだけに、ブレイブゴーストの打たれ強さというのが
際だった試合だと言えるのではないでしょうか。
ちなみに、それぞれのパートナーはというと
スタミナ切れを起こしたベッキーは
当然のように疲れが抜けきっていないようですが
50分耐えに耐え抜いたぽひの方は
何事も無かったかのようにいつも通り。
そんなぽひに、どうやってそこまでのスタミナを身につけたのかを聞いてみると
ぽひからは意外な答えが返ってきました。
そこで語られたのは、入団間もない頃の話。
恒例の「新人耐久テスト」で30分ももたなかったぽひ。
(※実際は10分)
「ここでも置いてきぼりされちゃうんだな」
そう思ったぽひを背中に担いで、
そのまま90分以上走り続けてくれたのが、寮長のえり子でした。
そして、それがぽひにとって
「プロレスラーってすごい」と思った最初の出来事であり
そんなプロレスラーに憧れたきっかけでもあったのです。
そんなえり子に憧れて、身体を鍛え続けた結果が今のぽひだと。
まあ、ベッキーとしては鍛錬法を聞きたかったはずなのに
思わぬ深い話が返ってきたものだからそんな表情にもなりますw
ただ、そんなぽひの話に感銘を受けたベッキー。
「大事なのは方法より、心の持ち方なのかもしれません」
と、今後はぽひを憧れの対象としてスタミナを鍛えようという結論に。
でも真面目な話、このキャリアでタッグ王者ですし
シングルでもヤンドラ杯に優勝してますし
憧れる人がいてもおかしくはないくらいの活躍してますからね。