兎角が勝ち進んでいる間は、ということで
日本に滞在していたアリスですが
その兎角が敗北したためについにアメリカへ帰国することに。
料理についてあれこれ指導していた飯田が
あまりにも悲しそうな顔をするのでアリスも思わず・・・。
そんな中、気まずい思いでいる人がここにw
まあ、いってみればアリスの日本滞在に
終止符を打ったのが小天狗ですもんね。
とはいえ、アリス自身はそんな風にはこれっぽっちも思っておらず
単に兎角に勝てなかった自分の実力不足だと。
その自分が勝てなかった兎角に勝利した小天狗に
賞賛を送りこそすれ、恨んだりするはずがないと。
初めて日本に来た当時は
いきなり前回優勝者とやりたいと言い出したりと
自分のことを天才だと疑わない、そんなレスラーでした。
上の連中に負けるのはキャリアの差だと。
経験さえ重ねれば簡単に追い抜けると、当時のアリスは思っていました。
しかし、それは思い上がりだったことを
日本での2度のヤンドラ杯で気付かされました。
自分は天才でも何でも無い、どこにでもいる普通のレスラーなんだと。
でも今のうちにそれに気付けたからこそ、
自分を鍛え直すことが出来るのだからと
日本に来た事を本当に良かったと言い、
これが最後ってわけじゃないのだからと
最後は笑顔で別れを告げるアリス。
こうして、アリスはアメリカへと帰っていきました。
さて、そうなると次は負けた当人である兎角。
ヤンドラ杯で勝ち残っている間はと、まだ寮に残っていたのですが
負けてしまった以上は新しい住居を探さねばならぬ事に。
ちなみに、会社に言えば不動産を紹介してはくれるのだけれど
女性の一人暮らしということもあって、
紹介されるのはセキュリティ万全の物件。
それだけに、お値段もそこそこで8万そこそこ。
場所によっては10万以上とのこと。
成田も最初は会社からの紹介で14万ほどの物件に住んでいたとのことですが
その後自分で物件を探し、
今ではその半額以下、なんと6万8千円に!
そんな成田に物件をいくつか紹介してもらうことになったんですが
ええ、お察しの通り、
成田が住んでいるのはいわゆる「わけあり物件」。
成田のお住まいは「宇宙人が現れる」との噂から
お値段が格安になっているわけですが、兎角に紹介するのも同様で
物件その1:床に人型の染みがくっきり残っているワンルーム。
ワンルームなので常にその染みと同じ部屋ということで
お値段なんと3万円!
物件その2:これまでの入居者5人がなぜか全員首つり自殺。
しかも同じ場所で首をつるものだから
こすれたロープの跡が残っているとかで、2LDKの9万円。
物件その3:文字通り、幽霊が出ると噂のある物件で
会社から徒歩10分、1DKで3万円。
値段は1件目と同じだけど条件的にはこちらの方がかなり破格?
ただし、その幽霊というのがくせ者で
夜、寝苦しくなって目を覚ますと
吉井もかくやというマッチョなタンクトップの男が
顔をのぞき込むようにして添い寝をしているんだとか。
それ以外には悪さはせず、ただただ見つめてくるということなんですが
それに耐えられない住人がこれまで何人も逃げ出して
結果このお値段なんだとか。
結局、そのどれも選ぶ事が出来ずに会社から紹介してもらうことに。
まあ・・・その方が無難よね(^^;;