蓮根を降して1蓮根以上の強さを認められたサンシャイン王牙、
5人目の四天王入りを目指して岸田南美と対戦します。
王牙が蓮根に勝利して以降の話し合いにより
次の対戦相手を王牙自身に選ばせるということになったわけですが
その結果選ばれたのが岸田。
もちろん、笠松に興味がなかったわけではないんですが
今はより上と戦えるチャンスを逃したくなかったからと。
しかし、それなら円陣を指名すれば良かったのでは?
と、当然疑問に思うところですが
そこは王牙なりの考えがあったようで、
FWWWでは新入りの自分がレジスタンスのトップに立っても
ろくなことにはならないのではないかと。
確かに、東女では凶獣の党首がかつて、
井上さんから菊池に代替わりしていますけど
その時もいわゆる「井上直下」が菊池に従うか否かで
すんなりとはいかなかった覚えが。
逆に、北村さんから全てを引き継いで
名も「紅炎団」に改めた加藤の方が
すんなり代替わりして拍子抜けしたくらい。
なので、王牙が言うこともあながち間違いでは無いんですが
この話、王牙が勝つ前提で話されてるんですよね。
王牙自身は「そこまでの自信家じゃない」と言ってはいますが
どう見ても自信家ですもんね。
とはいえ、これもレスラーとしては大事な要素。
(実力が伴わないと一二三みたいな扱いになってしまいますが)
そんな自信家な王牙が、5人目の四天王になることが出来るのか?
そのポジションは、木下エレナが狙っていたんですが
実力的な意味で、王牙の方が近い位置にいるでしょうからね。
で、その王牙を四天王として相応しいか、査定する形となる岸田。
指名された以上は全力で当たると、
王牙を格下扱いせずに対等の立場として扱う模様。
しかしそれよりも
指名されなかった円陣が最強決定戦に出るか否か、話題はそちらが主に。
円陣も決して興味がないわけではないのですが
普通に考えたら、参加資格があるのはヴァンプと雪女だけでは?
と思うのは至極当然。
しかし、岸田は名乗りさえ上げれば無碍にはされないだろうと
円陣の参戦を強く推します。
なぜならこれはまたとないチャンスだから。
ヴァンプ鈴森、雪女。
どちらも、FWWWが誇る強豪ではありますが
強豪は他にもたくさんいます。
そんな相手と戦う事が出来る。
そんな相手から学ぶことが出来る。
これをチャンスと言わずに何と言おうか?
もちろんそれは
かつて勇子とタッグを組んで
東女のタッグ王座決定戦に参加したことのある円陣が
身をもって体験していること。
それを引き合いに出されては、
円陣としては引く理由などもはやないように思えますが・・・
と、言いたいところですが、今回は王牙の査定マッチですので
話をこちらに戻しましょう。
とはいえ・・・試合はやはりというべきか
岸田の一方的な展開となります。
少し前までレジスタンスのツートップを張っていたのは伊達ではなかった。
最後まで岸田が一方的に攻めたまま終わるのかとも思われましたが
ゲソてんでなんとか王牙が一矢報います。
結果、6-1で岸田勝利。
5人目の四天王誕生には至りませんでした。
結果から見る限りでは、まだまだ四天王には遠いって感じでしょうか。
とはいえ、王牙のようなタイプはリンドリ世界では少ない方なので
四天王とはいわずとも頑張って欲しいなと個人的には。