突如、麗夢の後ろに現れた人物。
それは・・・「伝説のコーチ」の異名を持つマリア・ビアダレル。
東女からの迎えというのが実は彼女の事だったようで。
そのビアダレルに連れられてきたのが
彼女曰く「ラグジュアリーホーム」。
いかにも何か出そうなボロ屋なんですが
「怪奇事件はあなたの専門でしょ?」
とキャラブレを窘められる始末。
まあ、何を言っても宿が変わるわけでもなし。
結局ここで一夜を過ごし、翌日いよいよ東女の興行へ!
しかし、越女とはあまりにも違う規模の会場、
そしてそこを埋める観客の数に呑まれてしまったのか
東女でのデビュー戦は思うようには動けなかったようで。
ちなみに彼女があがったのは第0試合、
いわゆる「ダークマッチ」というもの。
そんな前座でも麗夢が呑まれるほどの観客だったというのに
メインは自分の試合とは比較にならないほどの熱気。
それでも今回は普通サイズの興行。
これが大一番となったらこんなものじゃないと。
越女とのあまりの違いに
「さすが天下の東女」と思わずこぼす麗夢ですが
その東女に今彼女はいるのだから
いつまでも呑まれているようじゃ困るわけで
ビアダレルもあれこれと世話を焼いてくれます。
そして、控え室にはビアダレル以上に予想外の顔が。
まさかの「女帝」神崎玲子自ら、麗夢を見に来たようで。
まあ・・・レスラーとしての麗夢がどうこうというよりは
元ネタを知ってるから気になって見に来た感じっぽい?
レスラーとしてはまだまだ若手の麗夢。
そんな彼女が東女の計らいでビアダレルに教えを受けられるというのは
幸運以外のなにものでもない・・・わけなんですが
神崎もが認めるそのコーチ力。
しかし、指導法が少々ユニークであるために
過去、脱走したレスラーは枚挙にいとまがないほど。
1人頭でいえば5回くらいと、妙にリアルな数字まで出てきますw
もっとも・・・その逃げ出したレスラーも
ことごとくビアダレルに捕まっていたようですが(^^;;
そんな話を聞いて、麗夢は怖じ気づくどころか
逆に気合いが入った様子。
そんなわけで、これから連戦と特訓の日々が始まることとなった麗夢。
一朝一夕でいきなり強くなるものではないですが
せっかくのこの機会、何かを掴んでいってほしいものです。
神崎玲子:
東女の・・・いや「女子プロレス界の」といっても過言ではない
誰もがその名を知る女帝。
絶対王者として長い間君臨していたが
2013年12月、スパイダー菊池に凶器を絡めた攻撃によってベルトを奪われる。
以降は前線から意図的に遠ざかり、
新人や若手のための寮になぜか居付いたり
今になって大学を受けてキャンパスライフを満喫したりと
自由気ままに過ごしている様子。
なお、前線から退いてもその実力は未だ衰えることなく
今でも「打倒神崎」を目標とするレスラーは多い。