「RISING APOCALYPSE」メインイベントはTWP世界無差別級選手権試合。
新王者、シュバルツ・ネーベル最初の防衛戦となるこの試合、
そのベルトを奪わんと彼女に挑むのは・・・
凶獣のルシフェル美香!
1年前には、自分がこんなところに立つなんて思ってなかったというルシフェル。
もちろんレスラーである以上、上を目指していたのは確かだけど
もっと先の事だと思っていただけに・・・と思わず自画自賛w
とはいえ、1年前というとちょうどセヴンスターに参戦している頃で
ルシフェルが王者になってから言動が変わり、
それがきっかけだったのか、キャシーにベルトを奪われるという
ルシフェルにとってはちょうど辛酸を味わった時期なんですよね。
それを思えば、あそこからよく再浮上したなとはホント思います。
そして今語られる、ルシファー・クライの開発秘話!
・・・まあ、対麗戦を想定したものというのはバレバレなわけですが
それでも、その技をちゃんと自分のものにしてみせ、
滝沢に勝利しているのだから、
最初の自画自賛もあながち的外れというわけでもないのかも?
ともあれ、今日はその「麗を横取りされた」という気持ちを込めて
ルシファー・クライでシュバルツを倒すことを宣言!
そして、悪魔の時代・・・暗黒時代にしてみせると豪語。
「こういうのは早いモン勝ちよ!」
とある意味正論で返しつつも、
横取りされたという憤りを直接ぶつけられるだけまだマシだとも付け加えます。
まあ確かに、その憤りをぶつけられない相手もいるわけですからね。
ああ、姫小路は憤る理由が別でしたね(^^;;
まあ「早いモン勝ち」という意味では、
世代抗争でシュバルツが先に麗の前にたどり着いたからこその今の状況。
なので、その世代抗争の生き残りともいえるルシフェル、
そしてソニックとの戦いはシュバルツにとっては避けられないもの。
この2人に勝利することでようやく
「自分の王道」が始められるんだとシュバルツは言います。
更には、ルシフェルからのフィニッシュ予告にも当然反応。
あちらが対麗用の技だった「ルシファー・クライ」でとどめを刺すというなら
こちらはその麗にとどめを刺した「ドーラ列車砲」で決めてあげるわと。
麗と同じ技で敗れるのなら本望でしょ?と
シュバルツもしっかり言い返してきます。
コメンテーターは豪徳寺。
ルシフェルの力を見極められなかった自分のコメントがどこまで正しいか、
と前置きをした上でですが、それでもルシフェルは厳しいだろうと。
そもそもルシファー・クライは、
ルシフェルが自分の決定力不足という弱点を補うために身につけた技。
しかし、王者であるシュバルツはムラがありはするものの
ここ数年、シングル王者を2人で競い合っていた
菊池、麗の両名を倒すほどの破壊力の持ち主。
真っ向勝負ではさすがに勝ち目はないだろうとの見立て。
だから、勝負のポイントは
ルシフェルが如何にシュバルツを翻弄できるかにかかっているだろうと。
シュバルツがそういったタイプを苦にしていることは明らかですからね。
とはいえ、シュバルツだってそれは重々承知。
咲川相手に対策を練ってきているようなので
果たしてどこまで通用するか?
そんな感じのタイトルマッチ。
序盤はわりと良い感じの接戦でスタート。
むしろ、ルシフェルが3PFで優勢だったりするくらい?
しかし、最終戦は38時間の長丁場。
そのリードを維持するのがいかに大変なことか、
ルシフェルは身をもって知ることに。
そう、時間が経つにつれてシュバルツは勢いを増していきます。
気がつけば5-0、トータルptも含めれば7-0のワンサイドに。
とはいえ、さすがにルシフェルも
ここまで来てやられっぱなしでは済まされません。
トータルptで相当な差が付いてはいても最後まで諦めません。
その頑張りの甲斐もあって、ハンゲ、ゲソてんの2PFは
ルシフェルが押さえる事に成功。
ただ、残り3PFはシュバルツが大差で勝利。
トータルptでも約1億3千万ptの大差を付け、
シュバルツ文句なしの初防衛に成功!
フィニッシュは宣言通りのドーラ列車砲。
これで、世代抗争の後始末という意味では
ソニックを残すのみとなりました。
ソニックは一時期、麗に負けた事から半引退状態にまでなっていましたが
逆に言うと、その麗戦以外実は負けていないんですよね。
しかも今回、メアリとのコンビでタッグベルトを獲って
その勢いはシュバルツにも負けず劣らず。
シュバルツが勝てば、いよいよ念願の神崎戦が見えてきますし、
ソニックが勝てば、シングル、タッグの二冠王に。
どちらが勝っても凄いことになりそうなだけに
今からもう待ちきれないですね・・・!