「RISING CATALYST」メインイベントはTWP世界無差別級選手権試合。
世代闘争を勝ち残ってきたシュバルツが王者、麗に挑戦。
ノンタイトル戦では麗相手に好勝負を演じたシュバルツですが
タイトルマッチでは果たして・・・?
約3年前、ノンタイトル戦ではありましたがシュバルツは麗と対戦。
2-1で負けはしたものの、その善戦が称えられたわけですが
この当時は
「シュバルツ殿ごときに負けるようでは、王者の資質を問われてしまう」
なんて十両さんに言われてしまうほどでした。
この3年でシュバルツも大きく成長しましたが
麗はというと・・・一度はベルトを失ったものの、
今はまたこうして王者として、シュバルツの前に立ちはだかっています。
こうなると、シュバルツも認めるしかない。
麗は時代を動かした。
今の東女は、麗を中心に動いている事を。
とはいえ
シュバルツにだって譲れないものがあり、目指したい場所がある。
そのためには、麗を認めるわけにはいかない!
認めるしか無くても断固として受け入れるわけにはいかない!
だからシュバルツは誓います。
麗を倒し、
神崎を倒すことで時代を引き継ぎ、
あたしが目指す時代を、新しい景色を作るんだと。
ディアナの時と全く同じ返答をシュバルツにもする麗。
ただ、ディアナの時と異なるのは
これが「同期対決」でもあるということ。
同期とのタイトルマッチ、それも麗の夢の一つでした。
それに、麗達の世代同士でのタイトルマッチが
気がつけば当たり前に。
以前に麗が王者だったときは、
この世代の中でも「麗だけが特別」だったことを考えれば
今の状況は麗としては喜ばずにはいられません。
とはいえ
麗にも、まだかなえたい夢はたくさんあるのだから
そのためにシュバルツの夢を潰すと宣言する王者。
コメンテーターは姫小路。
今回の世代闘争のくだりで、シュバルツには思うところのある姫小路さんですが
お仕事上はちゃんと公平にコメントしますw
今の東女は、
「1年前くらいなら覆らなかった序列が、今なら覆ってもおかしくない」
混沌とした状態だと姫小路は言います。
しかし、その中でも別格の存在となっているのが麗。
なので、その麗を混沌の渦中に引き込めるかどうか、
それが大きなポイントになるだろうとのこと。
で、肝心の勝敗予想については
なんといっても、菊池に勝利することでこの場にたどり着いたシュバルツには
これ以上にないほどの勢いがあります。
ただ、そんな勢いをもってしても崩せないのが今の麗だと。
なので、姫小路の予想では7割以上で麗ということなんですが
そんな予想に反して、試合はまさか?のシュバルツペース。
スタートは麗が優勢だったように見えましたが
気がつけばシュバルツが全PFでリード。
負けじと麗も2-2に戻しますが
しばらくするとまた4-0でシュバルツ優勢に。
麗が菊池にベルトを獲られた試合を除けば、
そもそも麗不利という状況自体覚えがないくらいなので
この展開にはただ驚くばかり。
ただ、人数的にはむしろ麗サイドの方が多い位なので
それだけシュバルツサイドの想いが強いということ?
そうはいってもさすがは王者、簡単にワンサイドなどさせてはくれません。
終盤、ヤバゲで逆転して3-1。
更には試合終了間近になってからmixiも逆転して
土壇場で2-2に戻します。
こうして勝負はトータルptに委ねられることに。
その結果は・・・
麗 | シュバルツ | |||
ヤバゲ | 〇 | 222,268,583 | 220,280,440 | × |
mixi | 〇 | 156,905,276 | 154,406,863 | × |
ニコ | × | 160,019,256 | 187,204,867 | 〇 |
ハンゲ | × | 71,255,652 | 84,979,192 | 〇 |
TOTAL | 610,448,767 | 646,871,362 |
約3600万差をつけてシュバルツ勝利!
東女の歴史がまた1ページ・・・。
麗が獲ったヤバゲ、mixiはどちらも百万単位の差でしたが
シュバルツが獲ったニコ、ハンゲは千万単位の差だっただけに
pt勝負になった時点で結果は明らかでした。
神崎の手を離れてからは、菊池と麗しか巻けなかったシングル王座のベルト。
ついに・・・ついに2人以外の選手の腰に巻かれる時が来ました。
しかも、新王者となったシュバルツは
その2人両方に勝利しての戴冠ですからね。
この意味は大きいと思います。
出来れば、この勢いでそのまま神崎と・・・と思ってしまいますが
王者への挑戦権を獲得済みの選手が
やはりこちらが優先されることになるのでしょう。
あとは、姫小路もシュバルツとやりたいようですが
こういう状況となってしまった以上、それも後回しにされる可能性が?
今なら、ベルトと女帝直下筆頭の座、
両方かけての勝負とか出来そうなんですけどねー。
ちなみに決め技となったドーラ列車砲、
ランニング系の技かなと個人的には思っていたのですが
その正体は「片足抱え式パッケージジャーマン」。
投げられた相手の片足が上がっている様が
「ドーラ列車砲」のように見えることからの命名だそうです。