「RISING HEAT VEIL」2試合目はFWWWシングルベルトの防衛戦。
シングルのタイトルマッチは昨年12月末の雪女VSヴァンプ戦以来。
王者ヴァンプ鈴森に、挑戦者岸田南美がどう挑んでいくのか?
前回の聖光院戦でも語ったように、これは騎士が魔王に挑む冒険活劇。
門番として立ち塞がった「堕ちた聖職者」を退け、
ついに魔王の玉座へとたどり着いた騎士。
そして、ここで魔王を倒すことでFWWWの歴史を変えるのだと意気込みます。
対する王者、岸田のコメントを聞いて
「フィクションって甘く優しい世界だわ」と。
しかしここは、ファンタジーでありながら現実でもある世界。
フィクションのように
頑張れば目標に届くとは限らないし
努力しても夢が叶うとは限らない。
そして、それを非情に突きつけるがゆえの「魔王」だと言います。
もちろん、現実をつきつける「魔王のおしごと」は今回も同じ。
夢も希望も打ち砕き、騎士の物語をここで終わらせる。
でもせめて、散り際だけは美しく彩ってあげましょうと・・・。
コメンテーターは、雪女が引き続き務めるのと、
同じく水着キャンペーンレスラーである円陣が追加。
気持ちはわかるけど落ち着こうw
この試合の展開予想を聞かれ、
雪女は「岸田がどこまで食らいつけるか」が焦点だと、
最初から岸田に勝ち目はないと言いたげなコメント。
さすがにこれには円陣が反論。
ヴァンプだって完璧な存在というわけではないのだから
そこを突けさえすれば十分勝ち目はあると。
実際、雪女がかつてヴァンプ相手に
常にアウトレンジからの攻撃に徹することで勝利をものにしているだけに
円陣の言い分もあながち間違っているとは言えないんですよね。
とはいえ
今のヴァンプはその雪女からベルトを奪ったわけですから
隙を突くという意味ではより困難になっていると思われます。
ちなみに両者のこれまでの戦績ですが
岸田南美 4-2 | ||
○ ダーク・プリーステス聖光院 VS 岸田南美 | ||
× 岸田・円陣組 VS 雪女・山崎組(FWWWタッグ) | 後日談 | 後日談2 |
○ 青鬼・赤鬼組VS円陣・岸田組(FWWWタッグ) | 後日談 | |
× 赤鬼、青鬼組 VS 岸田、玉子組 | ||
○ ダーク・プリーステス聖光院&キョンシーYui VS 円陣光子&岸田南美 | 後日談 | |
○ ヘカトン・赤鬼・御門組VS岸田・聖光院・兎澤組 |
ヴァンプ鈴森 4-3 | ||
○ 雪女VSヴァンプ鈴森(FWWWシングル) | 後日談 | |
× ヴァンプ鈴森 VS 雪女(FWWWシングル) | 後日談 | |
× 鈴森・塩味組 VS 雪女・聖光院組 | 後日談 | |
○ FWWW初代王者決定戦 ヴァンプ鈴森VSブレイブ勇子(FWWWシングル) | 後日談 | 後日談2 |
○ ヴァンプ鈴森VS雪女 | 後日談 | |
× 麗雫VSヴァンプ鈴森 | ||
○ 姫小路由樹VSヴァンプ鈴森 |
このようになっています。
案外、似たり寄ったりの戦績だったんですね。
ただ、岸田はこれまでタッグが多かったこともあって
トップレスラーとのシングル戦という意味ではまだまだ未知数。
これが、良い意味で予想を裏切って
ヴァンプの隙を突けると面白くなってくるわけですが・・・
ヴァンプの言う通り、現実は非情でした。
ニコの岸田勢が前半奮闘を見せてくれてはいたのですが
人数差では400人近くヴァンプ勢が多いわけで
その人数差で攻め込まれればさすがに持ちこたえることは出来ず。
他3PFに関しては、最初から最後までほぼヴァンプペース。
結局、4-0ワンサイドという結果でヴァンプがベルト防衛成功。
FWWWの厳しい現実を突きつけられた感ありますが
やはりヴァンプに対抗できるのは雪女しかいないんでしょうか。
ただ、その2人だけではいずれ飽きられてしまいますからね。
せめてもう1人、
五分に渡り合える選手の出現が待ち望まれるところなんですが・・・。