「SEVEN DAYS RED MOON」6試合目はセヴンスター選手権試合。
メトロン赤井3度目の防衛戦の相手は
2010年二期組最後の刺客、赤津ちか。
相変わらずのハイテンション赤津。
「赤」津と「赤」井で「赤」対決だと言ってはしゃぎます。
コスチュームは青だけど!w
などと、おバカは話をしていた赤津が一転、静かになります。
赤井の相方である原田と同期であるということで
原田や赤井が影で頑張ってきたのを少しは知っているから
そんな頑張ってきた赤井とベルトを賭けて戦えることが
すごく嬉しいと屈託の無い笑顔で話す赤津。
でもそれはやめてあげてw
「汚れ仕事」として、裏でこっそり相手を仕留めてきた遊撃隊出身の赤井としては
ライトの当たる表舞台で、笑顔のまま相手を仕留めることの出来る赤津が
羨ましくもあり、恐ろしくもあったとか。
遊撃隊時代なら、決して交わることの無かった相手。
なので、怖くもあるけど楽しみでもあるこの試合。
「最後は笑って握手」
という赤津の言葉に応えます。
なお、食事の件には触れませんw
そして、いつもならセヴンスターでのコメンテーターは
次に挑む選手がその役を引き受けるのですが
新妻が辞退したことで次の選手がまだ決まっていないため
コメントだけでも新妻がするということに。
で、勝敗予想なんですが、まあ普通に考えたら赤津でしょうと。
その根拠として挙げたのが赤津の身体能力。
プロレスで、トップロープに飛び乗るシーンとかありますが
大抵は手を使うか、助走が必要なわけです。
それはソニックでさえも、少しの勢いはないと飛び乗れないくらい。
しかし赤津は、3歩あればノータッチでトップロープに飛び乗れるというのだから
身体能力という面では赤井よりもかなり上、と言わざるを得ないでしょう。
・・・ただし、身体能力が上ならば勝てる
とは限らないのが勝負の世界。
それは、新妻自身が身をもって味わった事で
「優勝候補の一角」として参加したヤングドラゴン杯。
ここで、新妻はこの当時はノーマークだったさわりに敗北。
しかもさわりはその後、他の優勝候補「全員」に勝利して
優勝という偉業を成し遂げます。
そういった経験から新妻が至った結論は
「天才」といわれるレベルの才能であっても
プロレスでは「長所」の一つに過ぎない、ということ。
結局、何が言いたいのかというと
確かに、才能では赤津の方が遙かに上だろうけど
そんな赤津に目に物見せてやって欲しいと、
赤津の応援に来たはずの新妻がなぜか赤井にエールw
しかし、その才能の差はやはり大きかったのか
試合は赤津がペースを握ります。
ニコのみ、赤井が優勢で序盤は3-1の時間帯が続きますが
それも中盤では取り返されて4-0に。
このままワンサイドで終わってしまうのか・・・と思いきや
ここから赤井の反撃開始!
まずはニコを再度取り返して3-1に。
更に終盤、ハンゲも逆転して2-2に。
ニコでは約300人ほどの不利をものともせず
赤井側が大差を付けていることもあって、
2-2のpt勝負に持ち込むことが出来ればあわよくば・・・?
ただ、そう話はうまくいかないもので
ハンゲで赤津が再度逆転して3-1に。
そしてそのまま最後まで守り切り、3-1で赤津勝利。
ヤングドラゴン杯では全くいいところのなかった赤津が
セヴンスターという次の舞台でようやく光り輝くことが出来ました。
もし、赤井のリデザが間に合っていたら・・・とは
正直思わなくもないですが、
これはもう、「返上まで行けたとしても間に合わない」
と先に言われてましたからね。こればっかりはしょうがない。
でも、赤井もリデザ自体は確定してますので
セヴンスターのタイトルを失った後も
活躍に期待をしたいところですね。