先日の興行での世代闘争。
ナウリーダー側の圧勝で幕を閉じるのではと思われていたわけですが
結果はニューリーダーの3連勝。
さすがにこれは多くの方が想定外だったのでは。
それはもちろん、ナウリーダーの面々にとっても。
まずは、今回の興行ではないけれど滝沢がタッグで敗北。
大鉛が勝利にしがみつくタイプのレスラーではないとはいえ
少し前ならハミングにもキャシーにも
パートナーが誰であろうと負ける相手ではなかったと。
もちろん、油断などしてはいなかったし
大鉛も十分にサポートしてくれたというのに、結果は知っての通り。
山口はKOMで吉井に敗北。
KOMのスタイルに合わせてパワーを前面に押し出した戦いをしたのは確か。
とはいえ、そのスタイルでも負ける気はなかったし
実力差を見せつけるつもりだった。
しかし、結果は一進一退の攻防の末
自らしかけたラリアットの相打ち合戦で押し切られて負け。
そして、最も痛い目に遭ったのが姫小路。
それは、姫小路が「殺される」と思ったほどの遠慮のなさでした。
まずは、背後に立った姫小路に対してカサドーラをしかけるディアナ。
カサドーラに関しては、この動画で技の流れとかわかるかも。
普通なら、この動画のように足をとらえてフォールに行くんですが
ディアナはここで片足だけ解放し、顔面に馬乗りになった状態で
自分の足を姫小路の頭の下に入れて締めあげます。
そして、ディアナの眼下には無防備な姫小路のボディが。
その腹部に向かって叩く。叩く。叩く。
力が入りにくかろうと繰り返し叩くことで
次第に抵抗が弱まっていく姫小路。
そうなったら残った足も手放して
今度は両腕で叩く叩く叩く叩く!
これには、痛めつけられる事にも悦びを感じる姫小路ですら
「気持ちよくありませんでした」と言うほど。
ディアナvs姫小路のフィニッシュはこんな状況。短い文章で伝えるのって難しいなあ…… 顔はやめな、ボディボディ #リンドリ pic.twitter.com/tvkTAR67TP
— オレンジゼリー(泥士朗) (@orange_jelly) 2017年6月2日
ちなみにカサドーラ後の体勢はこんな感じだったそうな。
そして最後は、シュバルツに負けた菊池。
元々シュバルツは攻撃一辺倒で、今までは手数勝負的な感じがあって
ようは荒い部分がどうしてもあったわけなんですが
今回に限っては技の一つ一つに
「菊池をぶっ倒す」という意思がしっかり乗っていたとのこと。
その結果が、菊池自身が「何年ぶりだろうな」という
正面からのしばきあいを制しての勝利。
そんなわけで、タッグだった滝沢以外の3人は
「壁」としての役目を終えました。
残る壁は滝沢とソニックの2枚のみ。
これ以上は通すつもりはない両名ですが
あと残っているのはハミングとキャシー。
そして、未だ挑んでいない夢原、ホワイトフェイス、
細野、さとり、ジャスティス、
中津井、えり子・・・あたり?
細野は一応今後の行動が決まっているから除外するとして
それ以外の面子でこの2人に勝てそうかというと・・・
やっぱり簡単には行かなさそうですよね(^^;;
っていうか、未試合組はタッグでまず勝利しないといけないし
今後はそのタッグに菊池、山口、姫小路も混じってくるわけだから
ナウリーダーを追い詰めてはいるものの
仕留めきるのはなかなか至難の業なのではないかと・・・。