【リングドリーム】ブラッディ井上 引退試合

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「SEVEN DAYS HOLY NIGHT」6試合目は

ブラッディ井上 引退試合

そして、KOM選手権試合でもあります。

王者 井上がベルトを保持したまま引退となるか?

それとも、挑戦者 加藤が引導を渡すことになるのか?

 

 

デビューしてしばらくは順風満帆かに見えた井上のレスラー人生。

しかし、彼女に求められていたのは「見栄えの良いやられ役」でした。

 その現実を前にし、一度は辞めようと思ったプロレスラー。

しかし・・・井上は辞めなかった。

当時のエース、本多香雅里の元で力をつけた井上。

ここから彼女の本当の意味でのレスラー人生が始まった。

 

・・・あれから29年。東女でも様々な事があった。

神崎という劇薬の投入によって選手が大量離脱することもあった。

しかし、井上は戦い続けた。

新団体FWWWの立ち上げにより、一派閥丸ごと引き抜かれた事もあった。

しかし、プロレス界を盛り上げるためならばと

新団体の選手を鍛えたりもした。

 

菊池の成長により、凶獣党首の座は譲ったものの、

その後も影から凶獣を支えてきた。

 

そんな井上が、引退を意識し始めたのがKOM決勝戦。 

ここで負けたら引退すると言った井上。

しかし、その宣言は井上の優勝という結果によって

実現はしなかった。

引退するにはまだ早い。まだまだ 戦える。

この結果を見て、誰もがそう思った。

 

その井上が・・・

今宵、このタイトルマッチを最後に引退します

 

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その引退試合の相手を務めるのがプロミネンス加藤。

バッファロー北村からその魂を受け継いだ選手。

そんな彼女が、井上の魂も引き継いでやると吼える!

正規軍、ヒール両方の魂を引き継ぐということは

東女を背負っていくと宣言したととっても過言ではない。

それだけの強い決意を見せる加藤。

 

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それを聞いて、「それでこそ」とむしろ喜ぶ井上。

井上としては、ベルトを持ったまま引退なんてしたくはない。

とはいえ、手を抜いて渡すわけにはいかないのがプロレスラー。

だから、力尽くで奪いに来い。

ベルトも、魂も、全力で奪いに来い。

それが・・・ここを去って行く者の最後の望みだ、と。

 

そんな両者には無粋なコメントも不要!

・・・といいたいところですが

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加藤に対して「勝て!」とただ一言告げる滝沢。

 

その激励に応えるかのように、加藤が最初から飛ばしていきます。

ハンゲで井上が逆襲する時間帯もありましたが

それ以外は終始加藤のペース。

結局、ハンゲも加藤が取り返して

最終的には4-0で

加藤が井上に引導を渡す形となりました。

 

まさに、井上が望んだ結末となったわけですが

正規軍の北村と凶獣の井上、

両者から魂を引き継ぐ形となった加藤。

これからの彼女にも注目していきたいところです。

 

そしてブラッディ井上・・・

29年のプロレス人生本当にお疲れ様でした!