今回は「魔法科高校の劣等生」初の短編集。
前々から後書きで「いずれ出す」みたいな事を言っていた
2年目の「九校戦」表側の話となります。
裏側では、13巻「スティープルチェース」編で描かれた
パラサイドールとの戦いがあったわけですが
表では、そんな戦いはなかったかのように平和に・・・
いや、「ローゼン・マギクラフト社」が九校戦のどさくさに紛れて
レオをドイツへ連れて行こうと実力行使に出てたりしてたので、
平和とはいえないですね(^^;;
それにしても・・・レオが唯一のブルク・フォルゲ
――世界で最初に作られた調整体魔法師――
その第一型式の遺伝子を受け継いでいるからといって、種馬扱いとは・・・w
しかも、エリカを母体にとか言い出したらそりゃあレオもキレますわ(^^;;
エリカに知られなかったのが唯一の救いですよね。
・・・知られなかったよね?(^^;;
そのエピソードがきなくさかったくらいで、
あとはちゃんと九校戦していたはず。
ただ、今回は達也が裏方に専念しているから逆に一条大活躍では?
と思いきや、そうでもなかったようで。
まあこれは、ルール変更により
一部種目を除き掛け持ち禁止になった事が大きいのでしょうが。
どちらかというと、今回は一条よりも
そのパートナー吉祥寺の方が印象に残るかと。
新種目「ロアー・アンド・ガンナー」では
吉祥寺の魔法であるインビジブル・ブリッドを改造した魔法を使われ
(改造したのはもちろん達也)
そのショックから自身も優勝を逃し、
更には「アイス・ピラーズ・ブレイク」ペア戦において、
一高の「地雷原」作戦を見越して
氷柱を底面の1点のみ接地させる作戦
(杭の先端が刺さらずそのまま地面に立ってるような形?)
を敢行してきますが
達也から「こんなこともあろうかと」と渡されていた
フォノンメーザーでピチュンw
三校の選手達もそりゃあ気まずくもなりますわ!(^^;;
相手が達也だからこんな道化扱いだけど、本当は凄い人なんですよw
まあ・・・これがきっかけで闇落ちとかしない事を願うばかりです。