「おと×まほ」についてはここでは初めて触れますが、
一言で言えば魔法少女もの。
ただし・・・
主役は男です。
「何か間違ってない?」と思った方もいるでしょうけど何も間違ってませんw
魔法少女をやらないと本当に女の子にされてしまう
という無茶苦茶な契約を結ばされてしまう、
その辺の女の子よりもよほどかわいらしい男の子のお話。
これを最初に買ったのは今から7年前になりますが、
この小説にryoさんの作ったボカロ曲が特典としてついてくるということで、
どちらかというと
ryoさんの新曲買ったら、おまけに小説がついてきた
みたいな感じだったんですよねw
それが、読んでみたら思いのほか面白くて、結局全巻揃えてしまったという。
ただ、7年前は珍しいジャンルだったのではないか?と思っていたのですが
最近では男の娘モノってそう珍しいものでもなくなってしまったという・・・w
そんな「おと×まほ」ですが、実のところ15巻にて本編は完結しています。
しかし、その際のあとがきにてもう1冊出す事を宣言していたため、
最後は短編集みたいなのを出すんだろうと本当の最終刊を待っていたわけです。
あれから3年経ちました・・・
正直、もうエタったと思っていたところにまさかの最新刊発売ですよ。
そしてその内容はというと・・・白姫彼方争奪イベント!
手段を問わず、彼方に負けを認めさせた者が彼方を手に入れることが出来ると。
まあ、最後らしいお祭りイベントなわけですが、
勝手に賞品にされた方はたまったものではないw
仲間の魔法少女達とも勝負する羽目になり、それには何とか勝ちを収めるものの
最後の相手はこのイベントの仕掛け人、黒幕である母親、此方。
最強の魔法少女である此方に手も足も出ない彼方。
しかし、契約書を自ら破くことで真の魔法少女となり
母親へ立ち向かうのであった・・・!!
・・・なーんて、書いてはみたものの、
ぶっちゃけただの親子ゲンカなんですよね。
最終的には「母さまキライ」の一言で決着をつけられるわけだしw
しかしまあ、これでやっと本当の意味でおと×まほも完結。
この3年間、「あれ?最後の1冊もう出たんだっけ?」と
ずっと気がかりだったので、ホッと一安心です。