大伝説の勇者の伝説(15) 悪魔の恋模様について (ファンタジア文庫)
- 作者: 鏡貴也,とよた瑣織
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/富士見書房
- 発売日: 2014/05/20
- メディア: 文庫
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シオンをめぐるライナ、フロワードの三角関係突入!
なんんて冗談を、14巻の記事で書いたんですが、
あれ・・・フロワードさん、ガチなんですか?(^^;;
まあ、それはさておき
同じく前回書いた内容で
>え?ミルク?次巻で頑張れるといいですねw
とか書いてたら今回ちゃんと出てきました。
が、そこにはフェリス、キファとライナに思いを寄せる女性が勢揃い。
で、ミルクはライナのお嫁さんになるのが夢とか言い出すわ、
キファは「近づくだけで女が妊娠してしまう能力を持つ野獣」などという
いつものフェリスの冗談に対して、
ライナの子供なら妊娠しても良いから平気とか言い出すわ、
え?なにこのラブコメ空間?w
まあ、今回はタイトルが「悪魔の恋模様について」だから
タイトル通りの内容といっちゃその通りなんですけどね(^^;;
シオンが言うには
「ローランドは一夫多妻制じゃないぞ?」
とのことなので、ライナが最終的には誰を選ぶのか気になる所ですね。
しかし、それよりも前にライナは厳しい選択を迫られることに。
レムルスの結界により、神からの干渉をあと7ヶ月は避けられるはずだったのが
「司祭」が「堕ちた黒い勇者」を目覚めさせることで
中から結界を破壊しようとしてきます。
それを止めるためには
1.ライナがシオンに喰われることで勇者を完成させる
2.ルシルをライナが喰う(逆も可)ことで寂しがりの悪魔を完成させる
3.ライナがミルクを喰って以下同文
4.ルシルがミルクを喰って以下同文
正直、どれを選んでもハッピーエンドになる気がしないんだが。
それに、ローランド、ガスタークの2強状態になって
ニンゲン同士で争っている場合ではないと
ようやく落ち着いてきた戦況までも
エルトリア共和国の介入によってまたもや混乱の渦に。
忘却欠片について情報を持っていなかったエルトリア共和国が
その忘却欠片については一日の長があるはずのガスタークを退けるほどの勢い。
エルトリア共和国に一体何があったのか?
何者が忘却欠片の知識を与えたのか?
なお、ストーリーには全く関係ないですが、あとがきでの
「回らない寿司に連れて行ってくれたら許してやる」
と言われ、連れて行った寿司屋で
「とりあえず、この回ってる機械を一度止めてくれませんか?」
には大笑いしましたw
そういうことじゃねえwww