「夢の樹海」によって知る勇者の過去、そして勇者と魔王の出会い。
それにより、羽っ子を失った悲しみから立ち直る女魔法使い。
そして、羽っ子は女魔法使いの新たな術式により
使い魔、明星雲雀として転生するのでした。
逆に、駒としてしか見られていなかった真実を知る妹・赤。
それでも女魔法使いを狙う赤は、ついに自身の身体に限界が。
というわけで最終巻!
6巻読了後の記事で
>もしかしたら、本編での女魔法使いの使い魔である
>明星雲雀と何か関係が・・・とも思ったんですけどね。
とか書いてたんですが、関係も何も転生後の姿だったよ!w
妹・赤は肉体的には死を迎えてしまったものの、
魂の方は藍、白と同じく女魔法使いの中で生き続けることに。
赤としては結局、「ちゃんと叱ってくれる人が欲しかった」ってことなんですかね。
そして女魔法使い・・・彼女は勇者と魔王のいなくなった世界で
行き場のなくなった歴代魔王の魂を引き受け、そのまま長い眠りに。
魔王と女騎士は、勇者と共に丘の向こう側へと旅立ってしまうけど、
勇者が幸せならそれが一番だから
それが私にとっても幸せだから
たとえその時
あなたの隣にいるのが
私ではなくても
と、自らを身代わりに。
正直、これが本当に彼女にとって幸せだったのかわかりません。
ただ、その長い眠りから目覚めたとき、
その側に羽っ子がいたのには・・・泣けました。
黒曜が歴代魔王の魔力を用いて、転生の術式を明星雲雀にかけたわけですが、
羽っ子→(女魔法使いによって転生)明星雲雀→(黒曜によって転生)羽っ子
と、羽っ子大忙しですねw
ともあれ、1人きりじゃなかっただけでも良かったかなと。
あとは、「ごきげん殺人事件」の意外な(?)誕生秘話とか・・・w
まおゆう魔王勇者 外伝 まどろみの女魔法使い(7)<完> (シリウスコミックス)
- 作者: 川上泰樹,橙乃ままれ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/05/09
- メディア: コミック
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